日本GPが……終わりました
2007年10月1日
みなさん、前ちゃんです。記念すべき30年ぶりの富士でのF1がたった今、幕を閉じました。今回の「Editor's Talk」は前回に続き現地、すっかり陽の落ちた富士スピードウェイからお届けします。いやいやいや……、いきなり土曜日のフリー走行が霧のため中止になった時は、この先どうなるやら気が気でなかったのですが、無事とはいえないまでも予選、決勝とも予定通り行われましたね。レースは大波乱だったけど、随所にバトルも見られ、実に面白かった。そして優勝はランキングトップのハミルトン選手と、チャンピオンをほぼ決定づける重要な一戦となったではありませんか。えっ? はい、みなさんの言いたいことはわかっていますよ。別にごまかしているわけではありません。我らがパナソニック・トヨタ・レーシングでしょ? も・う・し・わ・け・ご・ざ・ま・せ・ん。
雨と霧……富士らしさ満点ではありました
- チ:
- 金曜から始まった日本GP。秋晴れだったのは初日だけで、土曜、日曜は雨。そんな中、Panasonicタワー前にお越しいただき、速報新聞やステッカーを受け取っていただいたみなさん、ありがとうございました。まずは冒頭の挨拶をするだけで精一杯で、涙にくれる編集長に代わり、お礼申し上げます。今回のレース、というかグランプリは、本当に3日間を通していろんなことがありすぎて、まだ僕の中でも整理しきれてません。ただ一つ、はっきりしているのは我らがパナソニック・トヨタ・レーシングのリザルト。編集長が謝ったところで解決はしないのですが、僕も同じ気持ちです。
- 前:
- う~ん。今回は初のホームサーキットでの開催。そして、3ヶ月にわたり開発された“富士スペシャル”。ここまでの成績が芳しくなかったこともあって、ファンの方の富士にかける思いは非常に大きかったと思うんだよ。私はもちろん編集部内は、特別企画の取材なんかで、ここ2~3ヶ月は富士のことで頭が一杯だっただけにね……。この結果は“ショック”。ファンの方々はそれを通りこして“怒り”にまで到達しちゃっていますが、それもこれも、みんな“期待”してたからなんだよね。
- チ:
- はっきりいってパナソニック・トヨタ・レーシングは、開幕から低空飛行が続いていたわけです。ここまで獲得したのは12ポイント。リザルトでいえば、6位2回、7位2回、8位2回。だから正直にいえば、この「Editor's Talk」を作るのも、いつも大変でした。でもこれまでは、「今年は富士がある!」と。ここでやってくれるはず、そしてそうすれば来年にもつながっていく……僕はそう思っていたし、ファンのみなさんも同じような思いがあったのではないでしょうか。だから頂いたコメントの中に、「悔しい」とおっしゃてくださる方がいたと思うんです。僕も同じ気持ちです。
- 前:
- わかった。もう言うな! 終ったことをいつまでも言っていてもしょうがない。パナソニック・トヨタ・レーシングは、皆の期待に応えられず今回敗れた、ということだ。だから残り2戦、この状態ではファンの方はもう期待してくれないかもしれないけど、せめて来季につながるようないい戦いを見せてもらわないとな。そして、来年の富士で今年の分まで頑張ってもらうしかない。
- チ:
- それでパナソニック・トヨタ・レーシングとしては厳しい結果に終わった30年ぶりの富士でのF1ですが、土曜日から富士らしい天候に見舞われ、それがレース中にいろいろなドラマを生みましたね。
- 前:
- これがまた難しい問題というか……。富士マイスターの私としては、ある意味この天候不順を“富士ならでは”という特色だと捉えている。だから海外から来たみなさんに対して、それを早速披露できたことは“富士を印象付ける”意味では良かったと思うんだ。だけど……ちょっと“降りすぎ”。予選も決勝も、中止ギリギリだったでしょ。特にレースではドライバーから“危ない”っていうコメントがあったくらい。でも、クラッシュは多かったけど、大事故に至るものがなかったのはホッとしたよね。いいバトルも見られたしさ。ドライバーには悪いけど、目の前であれだけのバトルを見られるって、そうないんじゃない?
- チ:
- 特に終盤のライコネン選手とコバライネン選手のバトルは面白かったですよね。タイトル争いに踏みとどまるために1つでもポジションを上げたいライコネン選手の追い上げは見ごたえがありました。そしてファイナルラップのマッサ選手とクビサ選手の抜きつ抜かれつの攻防も激しかった。
- 前:
- それ! トップが独走しているときって、いつも終盤の数周は見るところがないじゃない。ファイナルラップで手に汗握る、っていうのが良かったよね。しかもあれだけ激しくやりあいながらも、両者無事フィニッシュしたしね。お客さんは雨の中、本当に大変だったと思うけど、とにかくこの日本グランプリは、チャンピオン争いのカギを握った一戦として、記憶に残るレースになったのでは。
- チ:
- 確かにタイトル争いの意味では大きなレースでしたよね。もちろんハミルトン選手が上海で、今回アロンソ選手が見舞われたようなアクシデントにあう可能性もあります。その意味ではまだまだわかりませんが、ハミルトン選手にとって大きな1勝であったことは確かです。
- 前:
- え~、 とにかくいろんなことがあった30年ぶりの富士F1が、終ってしまいました。華やかだったパドックも今ではもう半分以上が片付けられています。たんたんと作業は進み、人の話し声すら聞こえてこなくなりました。しかし、雨は未だふりやまず、激戦の余韻をいつまでも残している……。私はただただ、それを見つめるだけ。そして隣りでは、尾張さんが真剣な表情でパソコンを打っています。尾張さんはパソコンで文字を打つとき、非常に高い位置から手を振り落とすのが特徴で、まさに“打つ”という形容がピッタリ、なんてことを思いつつ……。
- チ:
- 尾張さんにばかり仕事させてないで、自分もとっとと仕事を終わらせてくださいよ。これからPanasonicタワーのほうにも行かなきゃならないんだから。早くしないと、日付が変わっちゃいますよ!
- 前:
- おっとそうだった。今日は東京に帰るんだったっけ? えっ、来週は連戦で中国GPが行われるの? それじゃ急いで帰らなきゃ。チョーさん、なにやってんだよ、急げ!
- チ:
- 僕はとっくに終っていますって。編集長待ちだって言っているでしょ!

- 前:
- プレスルームで木曜日、夜食におにぎりがふるまわれたのです。「おにぎりには海苔」という確固たる信念をもつ尾張さんは、翌日コンビニで海苔を購入し持参。しかし、金曜日以降二度とおにぎりが出てくることはなかったという悲しいエピソードが、実は今回の日本GPの裏側にはありました
- チ:
- いやぁ、プレスルームの悲哀をよく表した、涙なくしては聞けない話ですよね
次回は10月5日(金)に更新予定です。
お楽しみに!
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TSUKAさん|2007年10月1日20時38分
身体を張ったお二人の必死のオンボード映像にも関わらず残念な結果でした。
「申し訳ございません」って前ちゃん編集長からではなく山科さんから聞きたかった・・・
パナソニックの関係者の皆様は大変ご苦労様でした。
のりさん|2007年10月1日21時25分
何だかレースよりもプレスルームの裏側で繰り広げられるドラマの方が面白そうだなあ。
GUCCIIさん|2007年10月1日21時42分
初めてFSWにいきました。
まずはご招待くださったパナソニクさんありがとうございました。
私は予選をパドッククラブ(VIP席)で観戦しました。
この”天候が富士ならでは”の特色なら,トヨタにこそ
富士でしかできないレースで魅せるレースをしてほしかったが・・・
予選時のパドッククラブはQ1終了間際のあの瞬間から凍りつきはじめ・・・・
・・・・・・・・・・・・・・続きはレポートにて
ま~。。さん|2007年10月1日22時9分
予選、決勝と見てました。。不思議だったのが、フリー走行の3回目。
中止となったのに、トヨタの携帯サイトには結果が・・・。
ヤルノが3位になってました。。
まぁ、3台しかコースインしなかったし。。
パナソニックタワー前で、新聞とステッカー貰うのが楽しみでした。。
来年に期待しながら、残り2戦も応援しましょう。。
TSUKAさん|2007年10月2日00時4分
ラルフが去就の決定を自分のホームページで発表しました。
トヨタの車に乗ってちゃ勝てないから他に移るというニュアンスでした。
yamakenさん|2007年10月2日12時1分
ラルフの離脱に関しては、本人には気の毒ですがチームにとっては良いことだと思います。あの成績で来年も契約するほどトヨタも馬鹿ではないでしょう。
スパイカーで光る走りを見せるスーティルのような若手ドライバーに乗ってほしい。チーム全体を活気づけてくれるのではないでしょうか。
じゃんけんさん|2007年10月2日22時2分
また来年があるさ!
pana4055さん|2007年10月2日23時29分
土曜、日曜と日本GP応援に行きました。
がしかし富士もTOYOTAも寒かった~。
あんまり期待はしてませんでしたが、あそこまでとは・・・。
レース自体は面白かったですが。
風邪とTOYOTAショックで寝込んでました。
もうあと2戦。昨年のように簡単にリタイヤすることなくビリでも最後まで走ってもらいたい。
それなら応援するんだがさん|2007年10月4日23時31分
パナソニックトヨタにアロンソが入るなんて事はないんでしょうか?