台風も止まっちゃうほど、おもしろいレースでした!
2007年10月8日
みなさん、前ちゃんです。2007年シリーズのいよいよセミファイナル、第16戦中国GPが終了しました。前戦富士でライバルのアロンソ選手がリタイアを喫したため、一気にチャンピオンに王手をかけたマクラーレンのハミルトン選手でしたが、今度は真逆。ハミルトン選手がなんと、今季初リタイアという意外な結末でしたね。結局、チャンピオンの行方は最終戦まで持ち越されるという、まるで誰かが筋書きを書いたかのようにシリーズはドラマティックな方向に転換。これで、今年の最終戦はさぞ、盛り上がることでしょう。
ラルフが見せたファイティングスピリット
- チ:
- 本当に今回は見ていて面白かったですね。シーズンの流れとレースの流れが一緒になって、まさにセミファイナルにふさわしいレースだったんじゃないでしょうか。土曜日には、「台風でレースは中止?」なんてことも言われていたわけですが、お天道様もレースが見たかったみたいですね。という具合にレースは面白かったんですが、我らがパナソニック・トヨタ・レーシングは、今一つパッとしない結果に終わってしまったのが残念でした。
- 前:
- 結果はね。でも、日本GPのことを思えば、今回は“気合”も見られましたよ。テレビ観戦をしていない方には同じような結果と思われるかもしれませんが、内容の違いは歴然。金、土はトップ4に迫る勢いだったし、レースでも“戦って”いたからね、特にラルフのほうは。ホームグランプリでファンにいいところを見せられなかったことで、“闘争心に火がついた”のならうれしいね。私も前回「とにかく気合を見せろ!」ってしつこく言ったかいがあったよ。荒れたレースだったし、結果が出なかったことは“運”の要素もあるわけです。でも結果が出なくても、こんなレースを見せてくれれば「次戦こそ」って期待が持てるからね。
- チ:
- 確かに僕も昨日はレースを見ながら、ラルフのファイトに久しぶりにしびれました。尾張さんのダイアリーにありましたが、ラルフがチームを離れることが決まったとはいえ、中国、ブラジルは全力でサポートするということがチーム内で話されたそうですよね。そのサポートにラルフも応える走りではあったと思います。でも、だからこそ悔しいんです。今回もめまぐるしく変わる路面コンディションの中、トロロッソのフェッテル選手は5番グリッド降格というペナルティを受けながら4位に入って、きっちり日本GPの落とし前をつけた。やはりレースはチェッカーを受けてナンボ。本音を言えば、そこまで行ってほしかった。
- 前:
- フェッテル選手は富士でも表彰台目前だったし、いよいよ大器の片鱗を見せ始めたね。どうだろう……? 来季パナソニック・トヨタ・レーシングに来てはもらえないだろうか。
- チ:
- ……難しいと思います。レッド●ルの選手ですから。でも、若くて、イキのいい選手が欲しいというのは僕も一緒ですね。ラルフの後任は誰がなるのか……いま一番気になることではありますが、言われているように、アロンソ選手の動向が見えてこないと、決まらないんでしょうか。それとも……これも尾張さんのダイアリーにあったことですが、ティモ・グロック選手の意味深な発言が気になります。
- 前:
- ティモ・グロック選手は今、下馬評では最有力候補みたいだな。今までパナソニック・トヨタ・レーシングはベテラン、もしくはF1未経験のドライバーしかいなかった。いい選択かも知れないぞ。そりゃ、アロンソ選手が来るってのなら、もちろん大歓迎だけど……って、オイ! ラルフは最終戦までチームの一員だって今、言ったばかりじゃないか! ラルフの話に戻れよ!!
- チ:
- そうでした。とにかく、ラルフがパナソニック・トヨタ・レーシングのドライバーとして戦うのは、泣いても笑っても、最終戦ブラジルGPだけ。悔いのない走りを見せて欲しいし、我々も厳しい時間帯でのテレビ観戦とはなりますが、精一杯応援したいですよね。
- 前:
- 4強以外が上位にからんでくれば、チャンピオン争いもより面白くなるからね。パナソニック・トヨタ・レーシングの2台が4強に割って入ったことで、チャンピオン決定が左右された、なんて展開になったら最高じゃん。ヤルノも今回は今イチだったけど、ラルフがあれだけの走りを見せたんだからもっとやれるはず! どうも今季は二人揃って……てのがないからさ。最終戦こそはぜひ、二人とも上位で争ってちょうだい! そしたら富士で、よりによって私の目の前でふがいない戦いをしたことについては、目をつぶってやろうじゃないか!
- チ:
- 確かにそうですね。特にここのところ、ヤルノはちょっと元気のないレースが続いています。もちろん、すべてがヤルノのミスだとは思っていません。ただ気になるのが、いつだったかのダイアリーに尾張さんが書いていたような「あとはオレに任せろ!」みたいな、そういうオーラが感じられないこと。もし、来年ラルフの後任として若いドライバーが入ってくるのだとしたら、ヤルノがリーダーになるわけです。僕らファンが、「任せたぞ、ヤルノ!」と思えるような、そんなレースをブラジルで見せてほしいですね。
- 前:
- そう。ヤルノはヤルノで、残るわけだから、来季に希望がもてるようなファイティングスピリットをぜひ見せるべきだ。今回は頑張ったラルフと対照的だったこともあって、ファンからお叱りのコメントも来てるしね。そして、パナソニック・トヨタ・レーシングのコンストラクターズランキングは現在6位。これは実質は7位ってことだ。なんとか最後にまくって、去年と同じポジションまで順位を上げてほしー!
- チ:
- 気持ちはわかります。それこそ現在のパナソニック・トヨタレーシングにとっては“有終の美”になるわけですから。……でも、5位のレッドブルとの差は12ポイント。勝負事ですから絶対無理とは言いませんが、4強がいることを思えばこれはやや難しいでしょうかね。それに今の状況でファンのみなさんが考えていることはきっと、順位がどうこうではなく、気持ちの入った、内容のあるレースを見せてもらいたい、ってことだと思いますよ。
- 前:
- そりゃ、そうだな。みなさん、最終戦はいよいよ2週間後です! ブラジルはテレビ観戦がチト厳しい時間帯となりますが、我らがパナソニック・トヨタ・レーシングはきっとそれに応える戦いをしてくれるはず。来る日に向かって、くれぐれも体調を整えておくように!
次回は、10月19日(金)に更新予定です。
お楽しみに!
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