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いよいよオフシーズンテストがスタート!

2007年11月16日

え~、最近肌寒くなってきたことで、F1がオフに入った~っていう実感がようやくわいてきた今日この頃。みなさんいかがお過ごしでしょうか? 前ちゃんです。今年はインフルエンザが早くも蔓延してるようなので、是非お気をつけください。帰ったら必ず“うがい”をしましょう! えっ、そんなことよりF1のネタはないのかって? F1どころか、今週行われるフォーミュラ・ニッポン最終戦やF3マカオGPが終れば、2007年のモータースポーツはすべて終ってしまうんですよね……。今年もまた、寂しい日々がやってくるのかと思うと……おやっ? ちょっと待った! F1の合同テスト、もう始まっちゃってるじゃん! 

小林可夢偉選手のサードドライバー就任正式発表!

チ:
編集長、見事な一人つっこみ、一人ボケ、ありがとうございます。そうですよ! 今シーズンオフ最初のテストが、おなじみスペインはバルセロナでスタートしました。我らがパナソニック・トヨタ・レーシングは、ヤルノとモンタニーの2人がステアリングを握っているようですね。
前:
いや~、F1といえば最近はアロンソ選手がチームを離脱したことで移籍市場がずいぶん賑やかになっているな~とは思っていたけど。そうか、2008年シーズンはすでに動き始めていたのですね。よかった、よかった。で、見たところ2007年のマシンでどこもテストを行っているようだけど……。おまけにミハエル・シューマッハ? これ、いつのニュースだ?
チ:
「よかった、よかった」じゃないって! 新車が出てくるのは、来年ですからね。例年のことですが、大体年内のテストは、今年のクルマに来年用の技術を組み込んだハイブリッド車で行われます。では、今年はどんな技術が組み込まれているかというと……正確に言うと組み込まれたのではなく、外されたんですよね。トラクションコントロールが。これがいま、一番大きなテスト項目ではないでしょうか。
前:
トラクションコントロールが復活して7年。現役ドライバーのほとんどが、トラクションコントロールなしで走ったことないんだもんね。トラクションコントロールでホイールスピンや左右の駆動力の違いをコンピュータ制御できていたわけですが、以前禁止された理由はこれによって「ドライバーの技量の差が出にくくなる」ってことだった。再びなくなることで、どんな影響があるんだろうね。
チ:
ベテランの力が発揮されるかもしれませんね。フェラーリは引退したミハエル・シューマッハ選手をテストに引っ張り出して技術的なフィードバックを求めたようですが、パナソニック・トヨタ・レーシングには97年デビューのヤルノがいますから。
前:
あっ、なるほど。そういうこと。でもトラクションコントロールがなくともデフとかも随分高度になってきてるようだし、同じような役割を果たすパーツが他にもあるんで、そんなに差は出ないような気がしなくもないけどね。まぁ、そうはいってもトラクションコントロールは大きな役割を果たしていただろうから、これがなくなることは新車の開発にも大きく関わってくる。その意味でも大事なテストだと言えるのかな。で、どうなの? パナソニック・トヨタ・レーシングは。リザルトだけじゃよくわかんないんだけど。
チ:
初日、ヤルノは熱を出していたみたいですね。でも、2日目以降は概ね順調にプログラムを消化しているようです。TCS廃止以外にスタンダードECU使用とか、いろいろ目に見えない部分の変更について、モンタニーとともに試しているみたい。シャシー部門シニア・ゼネラル・マネージャーのパスカル・バセロンも「セットアップの比較作業は良い進歩を遂げた」とコメントはしていました。
前:
今の時点では目に見えるものが何もないわけで、これ聞いて来季の期待が高まるわけではないんだけど、かといってマイナス要素もない。でも、来季に向けワクワク感は徐々に高まっていくね。あ~、新車が早く見たい。
チ:
おっと、来ましたね。気になる新車発表ですが、パナソニック・トヨタ・レーシングは1月10日に決まったようですよ。
前:
ほう、相変わらず早いな。今や、紅白歌合戦、かくし芸と来て、その次にパナソニック・トヨタ・レーシングの新車発表って感じで、私のスケジュールは組まれているからね。さすがにファンの期待を裏切らないね、パナソニック・トヨタ・レーシングは。ちなみにその後、私の誕生日がやってきます。
チ:
ちなみにって、編集長の誕生日はどうでもいいんです! 僕がお伝えしたいのはパナソニック・トヨタ・レーシングの新車発表だけですから!! バセロンによれば、TF107の正常発展型ってこと。これだけだと、若干の不安を感じてしまうところですが、革新的に進化したものになりそうだって話しているみたいです。
前:
正常発展型っていうのはここ数年そのようだけど、その後の“革新的”っていうキーワードが引っかかるよね。期待していていいのかな? ここ2年を見ているファンとしてみれば、「失敗してもいいから来季は思い切って行け!」って気持ちもあると思うんだよね。私もそう。チョー革新的な、いっそタイヤが6個あるくらいの革新を期待しています!
チ:
それは革新じゃなくて、ルール違反ですってば。それに僕としては、失敗はして欲しくないですね。今シーズンだって、2強は別として、セカンドグループは実は拮抗していたと思うんです。ちょっとした差で、結果に大きな違いが出たと。そのちょっとした差が、決定的な差にならないようにするには、着実にいくしかないと思うんですよね。そういう意味での“革新的”なクルマが出てくることを期待したいですね。
前:
まあ、どっちが出るかは、見てからのお楽しみってことだな。まだ発表までは2ヶ月あることだし。おっと、そういえば冒頭で少し触れた今週行われるマカオグランプリ。これには、本日、来季のサードドライバー就任が正式発表された小林可夢偉選手が参戦します。可夢偉選手は昨年も参戦しており、予選、予選レースとともに制しました。今回は「絶対優勝する」とインタビューでもコメントしていますが、可能性は充分あるし、これも楽しみですね。なんたって、翌週には「TMSF」にやってくるんだし。ぜひ優勝トロフィーを富士に持ってきてね!
チ:
そうそう。前回の「Editor'sTalk」では、「新ドライバー発表か!」なんて言ってしまいましたが、その後の発表によれば、「TMSF」でヤルノとともにTF107を走らせるのは小林可夢偉選手でした。ちなみに来季ウイリアムズからフル参戦する中嶋一貴選手もやってくるトヨタ・モータースポーツ・フェスティバル。みなさんも今年の総仕上げとして出かけてみてはいかがでしょうか。もちろん、僕らは行きますからね!

前:
ついに、我らがパナソニック・トヨタ・レーシングにも日本人ドライバーがやってきたねぇ
チ:
はい! 本日、小林可夢偉選手のサードドライバー就任がついに正式発表されました。コメントも「F1ドライバーになれるということにとても興奮して
いる。レースを始めた時からF1に進むことを夢見てきた」と、うれしそうです
前:
山科代表も「我々は彼がF1に挑戦できる準備が整ったと判断した」と満面の笑みで発表していたからなぁ~
チ:
「満面の笑み」って、見てないじゃないですか、別に。今日、会見があったわけじゃないんだから
前:
そこは括弧の外で言ったろ。つまり私が「満面の笑み」だったってことだよ

次回は、11月30日(金)に更新予定です。
お楽しみに!

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