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グロック&可夢偉がデビュー!

2007年12月14日

みなさん、前ちゃんです。いや~、この時期になると毎年思うのですが、時が過ぎるのは本当に早いものですね。あっという間に12月に突入。2007年もとうとう幕を閉じようとしています。年内のテストも先週ですべて終了したことだし、業界は完全にオフになってしまいましたが、なんだかんだでこの時期は忙しいんですよね。“師走”っていう名が示すように、ミハエル・シューマッハも空港までタクシーを自ら走らせるくらい忙しいわけです(笑)。アロンソ選手の去就がようやく決まったということよりも世界的に大々的に報じられたであろうこのニュース。引退したというのに、さすがF1史上最大のスターは輝きを失っていませんねぇ。

今年最後のテストは来年最初のテストでもある!?

チ:
シューマッハのタクシーの話はまぁいいとして……このシーズンオフ最大の目玉であったアロンソ選手、結局古巣ルノーへの復帰ということでまとまりましたね。チーム離脱正式発表以来、本当にさまざまな可能性について報道されていたわけですが、まぁ、落ち着くところに落ち着いたということでしょうか。これでマクラーレン以外の上位チームはドライバーラインナップが確定したことになるわけですが、そんな中、先週今シーズン最後の合同テストがヘレスで行われました。
前:
今回は08年、09年のレギュレーション変更に関するテストの比率も大きかったみたいだから、どのチームもあわただしかったようだね。
チ:
そうですね。先月のテストもそうだったわけですが、年内のテストはトラクションコントロール(以下TC)を外したり、スタンダードECUを試したりするのが中心だったようです。その中でも個人的にはスリックタイヤのテストが興味深かったですね。世代的にはスリックのF1を見て育ったもので……。ドライバーの評価も概ねよかったみたい。バトン選手とか、98年以降にデビューしたドライバーも「面白かった」と言ってましたからね。
前 すでに慣れてしまってはいるんだけど、スリックから溝つきタイヤに変更になったときはかなり違和感があったからね。もちろん他の部分も変更になるわけだから、それだけでスピードがアップするわけではないけど、なんとなく私もうれしいかな? 「レーシングカーといえばスリック」っていうイメージが子供の頃からあったし。思えば今の現役ドライバーは、ほとんどがスリックタイヤのF1をドライブしていないんだよね。そんな中ヤルノは数少ない経験者だし、変更になった暁にはちょびっと有利になるのでは?
チ:
まぁ、来年もスリックタイヤのテストをする可能性はあるみたいだし、スリックだけでヤルノが有利になるかどうかはわかりませんけどね。そんな今シーズン最後のテスト、我らがパナソニック・トヨタ・レーシングでスリックタイヤをテストしたのがヤルノと新人のグロックでした。そう! 今回のテストではグロックと可夢偉という、我ら期待の新人2人がデビューしたんですよね。
前:
これで、いよいよパナソニック・トヨタ・レーシングの2008年シーズンは実質始まったわけです。可夢偉も年内のテストに無事参加できたし、内容から見ても順調だったのでは?
チ:
もちろん、まだタイムがどうこういう時期ではありませんからね。それにしても、可夢偉はいきなりフル稼働でしたね。初日は114周走って、走行距離は504.792km、2日目は118周で522.504km。2日で1000kmオーバーは、岡山まで自走してレース取材に行く編集長でもかなわないんじゃないですか?
前:
いや、岡山は片道700kmあるからね。そこは新人ごときに勝ち目はない。そんなことはいいや! いきなりのロングランで、トラブルもなくきちんと仕事したようだね、可夢偉は。なんと、初日の114周でスピンもコースオフも一度もなかったそうだ。まずはF1マシンに慣れるということがこの日の大きな課題であった中、私の中では可夢偉の株が急上昇です。首脳陣もさぞ、たのもしく思ったことでしょう。
チ:
たのもしく思ったといえば、グロックについても同じではないでしょうか。こちらは4日間のテストすべてに参加。3日目にハイドロ系のトラブルで走れない時間が多少ありましたが、TCなし、スタンダードECU、スリックとさまざまな経験を積んだようですし、チームとしても有益なデータを集めることができたみたいです。いずれにしろ、新体制のスタートとしては、順調な滑り出しでしたよね。そして、今年最後のテストを終えたチームの次の大きなイベントは、来年1月10日の新車発表となるわけですね。
前:
いよいよ一ヶ月を切りました! 前回はインターネットで生中継が行なわれたっけ。実は私、それにそなえてパソコンを新調したんだよね。もちろんレッツノート! おかげでバッチリ見ることができました。え~っと今回は……。
チ:
まだ詳細についてのアナウンスがチームから出ていないので、ネット中継があるかどうかはわかりませんが、早く“TF108”の雄姿が見たいのはみなさんも同じでしょう。去年以上に盛り上がる形で、日本にいる僕らも楽しめる新車発表会になるとうれしいんですけどね!
前:
というわけで、みなさん! よいクリスマスおよびニューイヤーをお迎えください!!
チ:
ちょっと編集長! まだ休みじゃないですよ。年内にもう一回エディターズトークありますから。みなさんも今季最後のエディターズトークをお楽しみに!

チ:
まったくの新人というわけではないので、F1ファンほとんどの方がもうご存知ですが、これが2008年、我らがパナソニック・トヨタ・レーシングのステアリングを握るティモ・グロック選手。このエディターズトークでは初登場となります
前:
レギュラードライバーに復帰ってことで隣にいらっしゃるお父さんも、うれしそうだね
チ:
なに言ってんですか! 山科代表じゃないですか。失礼にもほどがありますよ、編集長。……でも、よく見ると確かに満面の笑み。期待も大きそうですね

次回は12月28日(金)に更新予定です。
お楽しみに!

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