ここから本文です。
8位入賞も素直には喜べず……
2008年4月28日
みなさん、前ちゃんです。待ちに待った、ヨーロッパラウンド初戦となるスペインGPが終了しましたね。いやいや、さすがに第2の開幕戦というだけあって、予選、決勝ともに、見所満載でございました。もちろん我らがパナソニック・トヨタ・レーシングにとっても、今後を占う非常に重要な一戦だと言えたわけですが……。大接戦の予選でヤルノが第3セッション進出、決勝ではいろんなことがありつつも8位入賞と、“期待通り”とは行かなかったものの、従来のポジションはなんとか守れたかな? という感じでしょうか。グロックの方は、う~ん、またしてもアクシデントに見舞われてしまったか……。
もっと頑張ってくれ! パナソニック・トヨタ・レーシング!!
- チ:
- いや、本当に今回はいろんな見どころがありましたね。予選での稀に見る激戦。他チームのことではありますが、アロンソ選手のフロントローには驚きました。レースも1周目からセーフティカーが出る波乱の展開。コバライネン選手のクラッシュには、ちょっと息を呑んでしまいましたね。そんな激戦、大波乱のスペインGPだったわけですが、我らのパナソニック・トヨタ・レーシングはというと……結論から言うと、大事なところで、ちょっと考えられないようなミスが出てしまいました。尾張さんのダイアリーを見ると、さすがにヤルノも、大分怒っているような印象を受けます。それを踏まえつつ、レースを振り返っていきましょう。まずスタートですが、グロックが出遅れ、順位を落としてしまいます。
- 前:
- 中盤グリッドに並んでいるチームは、予選でもものすごく僅差の、激しいバトルを繰り広げたわけで。レースでもスタートからデッドヒートになることは、予想がついていたよね。第2グループは序盤3戦よりも、どうやら拮抗している模様です。だからこそ、レースでのパフォーマンスが結果に大きく響くことになってしまうわけだ。グロックももう4戦目だし、正念場を迎えている。この件に関するコメントもいろいろいただいておりますが、でもこればっかりは「とにかく頑張ってくれ」としか言いようがない。
- チ:
- う~ん、まぁ、そうなんですけどね。それを今回、発揮してもらいたかったんですよね。バルセロナが抜けないコースだということはわかっていること。予選はもちろん大事ですが、レースで前に出ようと思ったら、スタートしかない。そこで順位を落としてしまったというのが厳しいですよね。結果、そのあとアクシデントに巻き込まれ、フロントウイングにダメージを受けてしまった。一方のヤルノのほうもハイドフェルト選手にかわされ、序盤は9番手を走行。その後はコバライネン選手のクラッシュ、ハイドフェルト選手のペナルティ、アロンソ選手のリタイアで6番手までポジションを上げるわけです。そして53周目に、グロック選手とクルサード選手が接触。
- 前:
- そのあたりも、延いては“スタートで遅れなければ”、となってしまうよね。結局遅い車をオーバーテイクしようとして失敗しているんだからさ、グロックは。
- チ:
- なんか、今年はドライバー間のコミュニケーションもうまく取れてないですよね。レース後の裁定ではレーシングアクシデントということになりましたが、グロックもクルサード選手も、払わなくていい代償を払うことになってしまいました。というか、我らがパナソニック・トヨタ・レーシングにとっては、それ以上の大きな代償につながってしまいましたからね。
- 前:
- うん。ヤルノのほうの無線の一件は、本当に“痛い”ミスだったね。こういうことで6位が8位になるって、ファンの立場としても凄く悔やまれることだし。
- チ:
- ヨーロッパラウンドからは、どのチームも大幅にマシンをアップデートして挑むということで、スペインは今後の試金石となるレースなわけですよね。
- 前:
- そういう意味で注目されたわけだけど、フタを明けてみれば3番手以降のチームがより接戦になってしまった。もちろんパナソニック・トヨタ・レーシングも進化したはずなんだけど、どちらかといえば、序盤3戦ではうちより遅れていたレッドブル、ホンダあたりが並んできた印象が強い。でも決してリードされたわけじゃないよね。だからこそ、予選、決勝と、ミスやアクシデントがなかったチームが上に行くという図式がはっきりしてしまった。今までマシンそのものが速いのかどうかばっかり気になっていたけど、こうなるとやはりレースを戦う上でのパフォーマンスという、本来一番大切なものがクローズアップされてくるわけだ。第5戦以降も、おそらくそうなるでしょう。
- チ:
- 確かにそうです。予選を見れば一目瞭然ですが、本当に今年は僅差の戦い。マシン、ドライバー、チームスタッフそれぞれが同じ方向を向いて、ミスなく戦うことがとても大切。それはある意味、今回のアロンソ選手とルノーのチームスタッフ、そして佐藤琢磨選手とスーパーアグリのスタッフの戦いが、如実に表していたとも思います。特に今シーズンは、中盤以降、マシン開発を09年寄りに例年以上にシフトしなくちゃいけないことがわかっている。だからチーム全員の力で、取りこぼしなく行って欲しいんですよね。
- 前:
- ドライバーもチームもこの一戦を忘れることなく、気を引き締めて臨まなければならないね。せっかく去年よりも“戦える体制”が整っているわけだから。応援する側は、たとえマシンで劣っていても、それ以上の力をレースで発揮してくれのが一番うれしいことなんだよね。
- チ:
- そうですね。クルマにしても、確かに今回、大きくアップデートしてきましたが、もっともっと攻めて欲しい。そして今回のエラーを見直し、もっとドライバーを鼓舞できるような体制を作って欲しい。他チームのチームラジオを聞くと、結構無茶なことを言ってドライバーを鼓舞してるじゃないですか! F1は機械とシステム、戦略といろいろな要素が絡み合った複雑なスポーツですが、“気合”も大事ってことは、今回改めてアロンソ選手が証明してくれた。少なくとも、モチベーションが下がるようなことはもうしないよう、頑張って欲しいですよね。僕らには応援することしかできないわけですから!
- 前:
- そう。みなさん、決して悲観する必要はないんですよ。上位入賞する“力”が、今季のパナソニック・トヨタ・レーシングにあることはわかっているでしょ? チームもこの第4戦は教訓になったと思うんだよね。第5戦以降、これを繰り返さないよう気を引き締めて臨めば、まだ充分間に合うって。巻き返しを期待しよう!

- チ:
- スペインのマーチャンダイズショップです。チームのオフィシャルグッズも毎年デザインが変わるのでファンも大変なわけですが、それでも欲しい気持ち、わかりますね
- 前:
- 手前にある、タンクトップ。チームカラーの赤がいっさい入っていない真っ白というのには、実はわけがある。これは日本の流行が反映されているのでしょう
- チ:
- えっ、流行ってます?
- 前:
- 相変わらず、流行に疎いねチョーさんは。ラララ、ライ体操やっていないの? それ用だよ、きっと!
- チ:
- そんなバカな!!
次回は、5月9日に更新に更新の予定です。
お楽しみに!
第4戦 スペインGP 決勝 カタルニア・サーキット トヨタヤルノ・トゥルー
- 本サイトのご利用は、ご利用者ご自身の責任において行われるものとします。
- 掲載内容等に関するご質問には、お答えできない場合がございます。予めご了承の上、ご利用ください。
- コメントの書き込み、トラックバックは自由に行っていただいてかまいませんが、事務局が不適切と判断した場合には削除することがあります。
予めご了承の上、ご利用ください。
ヤバくなーい?さん|2008年5月1日23時56分
スペインGPのコメントでしたら
従来のポジションはなんとか守れた?というよりも
上には近づけずにむしろ下が近づいてきたような。
ラララ、ライ体操というよりも
プラマイゼロ!むしろマーイ!
ヤバババイヤイヤイバイバーイ