バーレーン以来のダブル入賞に、ホッ!
2009年6月9日
こんにちは! ホッと胸をなでおろしたトルコGPのゴールから2日。みなさんからのコメントを楽しく拝読しているチョーさんです。最悪のモナコGPの次のレースで、ダブル入賞! まずは喜びましょう。そして、これから続く本格的ヨーロッパ・ラウンドがどうなるか……その動向に注目しつつ、今回を振り返って行きましょう!
路面とタイヤの悩ましい関係
トルコGPが終わって2日ほど経ったわけですが……結果についてはご存知のとおり、4位と8位のダブル入賞。この結果に対する評価は、その評価軸をどこに置くかによって変るとは思いますが、個人的には“まずは良かった”と、そう思っております。
評価軸をモナコにおけば、大概は“良かった”という印象になるとは思います。でも、現実ですからね、それが。だから、今回のトルコGPを新たなスタートとして、今後の応援に励みたいと思っております。
さて、今回のトルコGPですが、初日から面白かったですね。その原因が、「どれだけこのサーキットはレースをしてないんじゃい!?」という路面コンディション。いくら初日はダスティな路面だったとしても、ほとんどのサーキットは初日午後になれば、多少なりともラバーが乗ってくるはず。それが今回、午後になってもソフトタイヤのタイムが上がってこないという事態に陥ったわけですね。
原因は2つ。ひとつは路面がダスティだったということですが、もう一つが路面温度。初日午後のセッションが始まったときの路面温度は44度ですから、ソフトタイヤの作動温度領域をだいぶ越えていたわけです。
で、こういうことも、終わってデータを解析すれば言えるけど、やっているときは意味不明。金曜セッション終了後のドライバーのコメントを読むと、混乱しているドライバーもいたようです。我らがパナソニック・トヨタ・レーシングは、それほど大きな混乱はなかったようですが、それでもティモが「特に、ソフトタイヤを履いたときに、クルマのバランスが、少し難しかった」とコメントしていました。
そして2日目になっても、この傾向は変らず。ソフトタイヤがようやくパフォーマンスを見せ始めたのは、予選Q2になってから。つまり現地時間午後2時25分ごろ。レースのスタート時間は午後3時だから……まぁハードタイヤがメインだろうけど、スタート時の各車のタイヤ選択が楽しみだ、ということになったわけです。……個人的には、ですが……。
スタートでポジションアップのはずが……
そして決勝です。スタート直前のグリッドを豊田章一郎トヨタ名誉会長が激励に訪れた今回のレースは、パナソニック・トヨタ・レーシングにとっては、いわば御前試合。無様なレースを披露するわけには、いかないのです。
その緊張感がうまく伝わったのか、ヤルノがスタート直後に3位にポジションアップ! ……と喜んでいたのもつかの間、9コーナーでちょっとコースを外したところを、ウェバー選手にかわされ、4番手に後退。これが残念でしたねぇ。3番手のポジションをキープしていれば、もしかしたら、2位になる可能性もあったのではないかと……残念です。
ヤルノは4番手ポジションをキープしたまま、16周目に1回目のピットストップ。ここで5番手を走行していたロズベルグ選手がピットストップをヤルノより2周伸ばしたことで、逆転されてしまいます。ここ、ちょっとテレビに映っていなかったので、一瞬、混乱しました。そんな焦っている私を尻目に、ヤルノは第2スティントに入っても順調に周回。逆に2回目のピットストップはロズベルグ選手の3周後に行うことで、見事に逆転。そのまま4位でフィニッシュしたのでした。
一方、13番手からスタートしたグロック選手も、粘り強い走りを見せてくれましたね。1回目のピットストップをレースの半分以上になる30周目までひっぱり、コース上で前をいくライバルというより、時間など見えない敵を相手に戦い、8位入賞を果たしてくれました。
確かに、開幕当初は表彰台に連続で上がっていたわけで、4位と8位で満足するわけにはいきません。しかし、新しいパーツも使い、その効果についてのデータも収集でき、さらに結果もついてきたわけですから、前向きに捉えられるレースだったと思います。
さらなる飛躍を期待して!
ブラウン、レッドブルに次ぐポジションでフィニッシュしたことで、今回のレースはまずまずだったとは思います。しかし、現状のパフォーマンス・レベルの上り方から見て伸び代を考えると、とても安心することはできません。
例えば、今回のレースでBMWザウバーがダブルディフューザーを投入し、その反対に、ずっとこだわってきたKERSを外しました。その結果、クビカ選手が7番手入賞を果たしています。モナコまでは、それこそどん底状態にあったわけですから、かなりの進化です。またフェラーリもパフォーマンス・レベルは着実に向上していると思います。コースによっては、かなり上位争いに絡んでくる可能性があります。
そんなライバルたちに負けないよう、これからの開発に期待します。今回、新しい空力パーツが相当量、投入されました。労力はもちろん、資金もかかる(そのあたりは今のF1界を揺るがしている問題を考えると、ちょっと心配にもなりますが……)ことではありますが、次の高速・イギリスでどんなパーツが出てくるのか、いまから楽しみです!

トルコGPの現場に訪れた豊田名誉会長。山科代表の顔に、いつもと違う緊張感が……
次回は、6月19日に更新予定です。
お楽しみに!
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トヨタF1大好きさん|2009年6月9日20時41分
みなさんこれからも一緒にトヨタF1を苦しい時越そ最後まで熱い応援していきましょうよ!ヤルノチィモ頑張ってくれ次のレースが楽しみだ
Tommyさん|2009年6月9日21時16分
TOYOTAぁ~がぁんばれよぉ~!!
こういう緊張感だったのか~さん|2009年6月9日22時31分
いいレースを見せれてよかったですね!
MARK X2JTさん|2009年6月9日23時11分
トルコGPは今シーズン決勝のチェッカーまで一番安定したレースだった。予選でティモがQ3進出できなかった時は嫌な予感がしましたが、ヤルノの僅差の予選5位と2人の安定した決勝レースは安心して見れました。
ヤルノのスタートはBEST!
タイミングモニターで各周回をチェックしてましたが第3セクタータイムは常に早く周回ペースも安定していて良かった。
その調子でさらに進化を!そして感動を!
セフィさん|2009年6月10日12時49分
イギリスでも気を緩めずがんばってほしい。
今回のレースは3位キープしてもウェバーの前は無理でしたね。
cubic-mさん|2009年6月11日23時49分
イスタンブールの結果とは全然関係ありませんが、パナソニック・トヨタ・レーシングのプロモーションヴィデオ凄いですね。
一体何台カメラを使ったの?という感じです。
某雑誌でパナソニック社の企業CMででてくるTF109はフルCGということを知りましたが(それも驚きでしたが)、今回はほぼ実写でしょうか?
でも走行中のマシンにあれほど接写できたりするのは、どうやって?
何でフロントから舐めるように撮れるの?
とも思いました。
今回はvol.1だそうですがvol.2も期待しています。