ひとつの時代の終わり
2006年9月11日
みなさん、前ちゃんです。今回のイタリアGPはF1ファンにとってまさに衝撃的、F1の歴史がここから大きく変わってしまうという忘れられないレースになりましたね。みなさんも、さぞ感慨深かったことでしょう。私がF1に、仕事でかかわり始めたころ、すでに“世界一”に君臨していたミハエル・シューマッハ。思えば、私も彼を中心にF1の構図を考えることが多かった。いまはまだ、彼がいなくなった後のF1がどうなるのか、正直全く想像ができません。まぁ、いずれこの日が来ることは、分かっていたことなんですけどね。で、肝心のパナソニック・トヨタ・レーシングはというと……残念! のひと言。表彰台のとなりで弟のラルフが、兄の長年の功績をたたえ、涙まじりでがっちり握手……そんなシーンが見たかったなぁ~。
鈴鹿は、みなさんの応援次第です!!
- チ:
- まさに、一つの時代が終わるんですね。セナ亡き後、なんだかんだいっても、F1界をリードし続けてきたのはミハエル。僕が初めてF1に取材に行ったのは98年のオーストリアGP。パドックで、最初にミハエルを目撃したときのことは、いまも忘れられません。で、今回のパナソニック・トヨタ・レーシングですが、まず土曜日から、「アレッ?」って感じでしたよね。2人そろって予選最終セッションに進めなかったのは、初めてですから。ただ、その時点では、例えばヤルノは11番手だから、燃料搭載量を自由にできるという意味では、期待できるんじゃないか、と。昨年、ラルフが10番手スタートから入賞している実績もありましたからね。
- 前:
- コラ! ヤルノは入賞しただろ! ん~、でももうちょっと上に行ってほしかったかな、やっぱり。シーズンの中で唯一といっていいほど、ほかとはサーキット特性が異なるモンツァ。走り出しまでは予想が難しかったんだけど、金曜、土曜と見て、「ちょっと苦しい?」って感じはあったよね。ラルフはアクシデントもあって、スタート直後から難しい状況になっちゃったけど、ヤルノには正直、もうちょっと頑張ってほしかった。地元だったしね。あっ、でも今回イタリアのお客さんたちは、ミハエルのことで頭がいっぱいだったのかな? ヤルノのことはそっちのけで。
- チ:
- そっちのけってことはないんでしょうけど。スピードトラップの最高速を見るかぎりでは、トップスピードはそれほど悪くはなかったと思います。でも、ラップタイムを見ると……。やはり後方での戦いとなってしまったため、思うように走れなかったということなんでしょうかね。1ストップでクルマが重かったということもあるでしょうし……。とにかくですねぇ、もう終わったことは終わったこと。前向いていきましょうよ、“前ちゃん”なんだし!
- 前:
- チョーさん、ベタ過ぎ! いや~、時期が時期だけにねぇ~。やっぱり気になると思うのよ、ファンのみなさんも。鈴鹿まであと2戦でしょ……。大丈夫かなぁ?
- チ:
- まぁ、僕の予想では、今週のシルバーストーンテストで、タイヤ評価とか、信頼性の確認とかをバッチリしますよね。で、昨年はラルフが3位になってる上海で勢いがつくわけですよ。それで、鈴鹿にくる、と。 あれっ、なんかいつもの編集長みたいなこと言ってます、ボク?
- 前:
- チョーさんがそう言ってくれるとなんか、ホッとするよ。「前ちゃんの予想はあま~い」って、最近みんなに思われているからね。みなさ~ん! チョーさんも、こう言っていることだし、パナソニック・トヨタ・レーシングはぜんっぜん大丈夫ですよ~。で、ミハエルが引退したあとは、ラルフ&ヤルノの時代が来ると。そういうわけだね、チョーさん。
- チ:
- いや、そこまでは言ってませんけどね。みんなで新しい時代を作っていきましょう、ということです。我らがパナソニック・トヨタ・レーシングは着実に進歩しています。今回、フェラーリがティフォシたちの大きな声援を受けて地元で完勝したように、パナソニック・トヨタ・レーシングも鈴鹿では、みなさんの応援次第でパワーが増えるってことですよ。そうなればダブル表彰台も夢じゃない!
- 前:
- どうですかみなさん! 元気になりましたか。落ち込んでいるヒマはありませんよ。日本GPまであとわずか。パワーをしっかり貯めといてくださいよ!

- 前:
- おっ、ここ2~3年渋滞が激しくなった鈴鹿を見据えてヤルノはバイクを買ったんだな。賢いね、そう、そう渋滞の時はバイクが一番!
- チ:
- そうなんですよ。ボクは通勤もバイクですし、たとえばもてぎとか、関東近郊のサーキットには大体バイクでいってます…って、違いますよ! ヤルノがバイクで日本まで来るわけないでしょ。それに自分で買ったんじゃないみたいですよ。ヤルノのヘルメットを手掛けているデザイナーが、ヤルノのF1キャリア10周年を祝って贈ったものだそうです。で、編集長は鈴鹿でヤルノに何をあげるんですか?
- 前:
- 俳句
- チ:
- 惜しい! 座布団あげない!! 確かに似ているけど、それはいらないと思いますよ!
次回は、中国GP開幕前に更新します。
お楽しみに!
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鈴鹿が2008年以降に開催復活をするのにあたって しなければならないことがあるが
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Vさん|2006年9月12日00時00分
アロンソがルノーを抜けるとフェラーリの1強時代の到来。こうなるとトヨタにも優勝のチャンスが出てくるかも?