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前ちゃん、富士を走る!

2006年11月2日

みなさん、こんにちは、2週間のご無沙汰でした、前ちゃんです! えっ、シーズンは終わったってのに何の用だって? 確かに2006年シーズンは終了しましたよ。で・も・、ブラジルGPが終了したその瞬間に2007年シーズンは始まっているって、前回言ったでしょ! そうです。今回からは2007年バージョンの“前ちゃん&チョーさん”をお届けするのです。やっぱり私もF1の世界で生きる男なんですね。オフとはいえ、F1のことで頭はいっぱい……それって、ファンのみなさんもきっと同じでしょ? f1.panasonic.comはそんなファンの方たちのために、オフの間もいろんなコンテンツを更新していきます。そして、前ちゃん&チョーさんも、シーズン中には語らなかった、とっておきのネタを披露! 乞うご期待! と、いうわけでオフのエディターズトークの一発目は、早速2007年シーズンのことを語りましょうか。2007年、大きなニュースのひとつとして、鈴鹿に代わって富士スピードウェイで日本GPが開催されるということがあります。まずはその辺から行きましょうか。で、どうなんだ、チョーさん! F1がやってくるってんで興奮した富士山が、噴火したりしないだろうな!

編集長のフォーミュラ体験 in 富士! 

チ:
そんなことになったら、F1どころじゃないでしょ! シーズンが終わっても、相変わららず突拍子もないですね、編集長は。そんな編集長が、日本GP開催に先駆けて、富士のコースをフォーミュラで体験したってのが、どうにもボクは納得いかないんですよ。そこんとこ、どうなんですか、編集長!
前:
おう、おう、当たり前じゃん。F1を開催するにはまず、私にひと声かけるのが礼儀だからなって、ちょっと偉そうだった? いや、今年F1中継20周年を迎えたフジテレビさんが、“時速300km体感マシン”っていう2シーターのフォーミュラマシンを作ったんだよ。で、モータースポーツの記者たちにもぜひ、体験してもらおうってことで私が選ばれたのだ。昨年コースがリニューアルされた富士。でもこの体験のおかげで、一足先に来年の日本GPの見所はバッチリ押さえてるぞ。何でも聞いてくれ!
チ:
ほっとくと、どこまでも言っちゃいますねぇ、編集長は。なんですか、その“ひと声かけて”ってのは。まぁ、別にどうでもいいや。僕も国内レースの取材とか、昨年のトヨタ・モータースポーツ・フェスティバルとかで新しい富士には何度も行っていますが、さすがにコースを走ったことはないですからね。じゃ、1コーナーから順に編集長の感想をうかがいましょうか。
前:
1コーナーに入る前に、これはよく知られていることだけどストレートが非常に長いことが富士の特徴だよね。なんと1.5km。世界最長のストレート。F1だと350km/hにはなるだろうね。私のときはたぶん300km/hにちょっと満たないくらいだったのかな?(メーターを見ることができませんでした) で、最高速から1コーナーは一気に2速まで落として進入するわけだ。以前よりコーナーのレイアウトが鋭角に変わっているんだけど、幅は広くなっているし、ランオフエリアも十分にある。思い切って突っ込めるんで、逆にパッシングしやすいんじゃないかな? 富士ではここが第一のパッシングポイントになるはずだよ。
チ:
ふ~ん。まぁ、富士のホームストレートは有名ですし、みなさんもご存知ですよね。確かにオーバーテイク・ポイントになりそうです。で、コカ・コーラコーナー、100Rを抜けヘアピンに向かうんですよね。
前:
そう、そこまで高速コーナーの連続になる。私がF1で最も見たいところはここです! おそらく下位カテゴリーと比べて、最も差が出るところだろうから。去年、ヤルノがデモランを走ったときでさえ“速え~!”って思ったもんね。ちなみに私の体験談でいうと、Gには耐えられたけど、目がついていかない。プロドライバーの動体視力ってすごいぞ! このあたりは、コーナーがどう曲がっていくのか完璧に覚えていたんだけど、それでも私の視線は常にコースの外。これは口で言ってもなかなか伝わりにくいんだけど、見ようとする方向に目が向かないって、かなり腹が立つよ。
チ:
というか、目がついて行かないのは年齢のせいではないかと……。で、ヘアピンでグッと減速して、またスピードを上げながら300Rを過ぎて、ダンロップコーナーに飛び込んでいくわけですよね。
前:
ここから先がリニューアルで最もレイアウトが変わったところです。そしてGPのカギを握っていると私はズバリ言ってしまいます。なぜなら、以前の富士は、レスダウンフォース傾向でセッティングするのが定石。トータルタイムで最も幅を締めているのがストレートスピードだったからです。でも、ここの部分がテクニカルセクションへと極端に変わり、距離も長くなったので、どっちとも言えなくなっているわけです。F1のコーナリングの速さを考えれば、このセクションを重視したほうがトータルタイムは削れるのではないかと私は考えています。そういう意味では、面白くなりそうですね。
チ:
ダンロップから13コーナー、ネッツコーナーあたりまですね。そして、来年の我々の席がすでに用意されているとウワサされる、パナソニックコーナーを迎えるわけです。
前:
席? 席はどうだろう。Panasonicタワーはここに立つらしいが(ウソです)。 そうです。最終コーナーの名前は“パナソニックコーナー”。富士で私が一番お気に入りの場所かな、やっぱり。私の体験でも、このコーナーを迎えるとなんか我が家に帰ったような懐かしさを感じましたよ。
チ:
懐かしさ? 恐怖の体験が終わるからホッとしただけでしょ。
前:
そうかも……。いや、でも実際にこのコーナーは1コーナーより迫力あるよ。突っ込みすぎとも思えるブレーキングから、縁石にガガッと乗っけてストレートに入るんだ。いち早く直線経路を作らないと、ストレートスピードがのらないから重要らしい。さすがパナソニック。お目が高い。
チ:
何ですか、ソレ? というわけで、前ちゃん編集長の富士スピードウェイ・インプレッションでしたが、意外とまともだったので驚いちゃいました。みなさんにも、富士の魅力が多少なりとも伝わったんじゃないでしょうか。えっ、来年までに忘れちゃう。何を言ってるんですか! 来週には来年の日本GPの開催概要が発表されます。もちろん、その席には僕らも取材に行きますから、またご報告しますね。
前:
“意外とまとも”って心外なんだけど。まあいいや。というわけで、実は私今日もこれから富士スピードウェイに行ってきます。あ~、来年の日本GPが待ち遠しい。

前:
見よ、この雄姿! ちなみに1周を1分37秒で走っている。この日のベストタイムだそうだ。
チ:
ベストって言ったって、自分が運転したんじゃないでしょ? でも、結構速いんですね。うらやましい……。で、何でガッツポーズなんですか。
前:
「マシンを降りてガッツポーズ」っての、1回やってみたかったんだよ。来年はヤルノかラルフがこのシーン見せてくれることを信じて、これでとりあえず涙を流すリハーサルをやっといてください。みなさん!
チ:
でも、ちょっと腰が引けていますね。
前:
そういうトコを冷静に見てるんじゃないよ。まぁ、そりゃ腰も引けますって。こんな速いマシン乗ったのはじめてだし。不思議なことに、後に乗っていただけなのに、この時かなり息が上がってたんだよ。たった2周、Gに耐えていたってだけで。
チ:
へ~。じゃここを自らドライブして65周も走るドライバーの体力って、やっぱりすごいってこと分かりますね。ついでに編集長には体力がまるでないってことも分かりました。
前:
くやしいけど認めます。

次回は11月17日(金)に更新の予定です。
お楽しみに!

コメント

Mr.Wayさん|2006年11月4日23時18分

うらやましいです。
私たちファンがこのマシンに乗せていただける企画なんて今後も無いでしょうね?

>今年F1中継20周年を迎えたフジテレビさんが、“時速300km体感マシン”っていう2シーターのフォーミュラマシンを作ったんだよ。

こういうマシンのエンジンとかシャーシーとかはどこのを使うのですか?
こんな質問は私だけなのでしょうか・・・皆さんはもうご存じなのでしょうね(^o^)

前ちゃんさん|2006年11月6日11時10分

前ちゃんです。Mr.Wayさん。
11月26日に富士スピードウェイで行われる「トヨタ・モータースポーツフェスティバル」で、“300km/h体感マシン”ラストランが行われます。この日は、今の予定だと、一般のお客さんの中から抽選で何名か搭乗体験できるそうですよ。
マシンの詳細は、立場上くわしく口にすることができないのですが、かなりのハイスペックマシンだと言っておきましょう。鈴鹿でF1より1周約10秒落ちぐらいで走っていますから。ちなみにドライバーは光貞秀俊選手がつとめています。

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