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バーレーンGP フリー走行
2006年3月10日
ラルフ・シューマッハ 22番手 1分35秒170
ヤルノ・トゥルーリ 24番手 1分35秒898

パナソニック・トヨタ・レーシングにとって5年目のシーズンとなる2006年のF1世界選手権が開幕した。今年の開幕戦の舞台は昨年までのオーストラリアではなく、中東のバーレーン。今年で3回目のF1グランプリの舞台となるバーレーン・インターナショナル・サーキットは、昨年パナソニック・トヨタ・レーシングが2度目の表彰台を獲得した思い出の地でもある。
気温29℃、路面温度37℃と、例年のバーレーンGPに比べて涼しいコンディションでスタートしたフリー走行1回目。昨年、コンストラクターズ選手権で4位に入ったパナソニック・トヨタ・レーシングは第3ドライバーを走行させることができないため、レギュラードライバーのラルフ・シューマッハとヤルノ・トゥルーリの2人によって、セッションが進められた。
路面コンディションが悪い午前中は、エンジンのマイレージとタイヤのグリップ力をセーブして、トゥルーリが2周、R・シューマッハも1周に走行をとどめたチームは、午後のフリー走行2回目に入って本格的に走行を開始。トゥルーリは電気系のトラブルで11周の走行に終わったが、R・シューマッハは18周を走行し、2日目に向けて順調なスタートを切った。
なお、初日は午後のフリー走行2回目で1分31秒355をマークした第3ドライバーのアンソニー・デビッドソン(ホンダ)が総合でもトップに立っている。
バーレーンGP 公式予選
2006年3月11日
ヤルノ・トゥルーリ 14番手
ラルフ・シューマッハ 17番手

F1グランプリ開幕戦のバーレーンGPは、2日目を迎えた。バーレーン・インターナショナル・サーキットがあるサヒールは、前日よりも北風が冷たく、午前中のフリー走行では序盤に砂ぼこりが舞うという生憎のコンディションとなった。
それでも、パナソニック・トヨタ・レーシングの2人は午前中のフリー走行で、ヤルノ・トゥルーリが7番手、ラルフ・シューマッハも9番手と、前日までの課題をクリアして予選へ向かった。
ところが新しいシステムで行われた公式予選は、チームにとって予想外の結果となってしまった。まず、午後2時から15分間行われる第1セッションで、R・シューマッハのアタック中に他車のトラブルにより赤旗が出され、予選が一時中断となる。再開後、コースインしたR・シューマッハだったが今度は渋滞に引っかかってしまう。タイムをつめることができなかったR・シューマッハは17番手に終わり、ここで予選を終了した。
第2セッションに臨むことができたチームメートのトゥルーリ。なんとか午前中にマークした自己ベストを上回って最終予選へ駒を進めたかったが、タイヤのウォームアップ性能に苦しんだトゥルーリも、午前中のタイムを更新することができずに14番手に終わり、第2セッションで予選を終了した。
なお、予選はミハエル・シューマッハ(フェラーリ)がポールポジションを獲得。タイムは1分31秒431だった。
バーレーンGP 決勝
2006年3月12日
ラルフ・シューマッハ 14位
ヤルノ・トゥルーリ 16位

これまで10年間、南半球のオーストラリア・メルボルンで開幕していたF1グランプリ。今年は初めて中東・バーレーンでの開幕となった。昨年のバーレーンGPでは、ヤルノ・トゥルーリが2位表彰台を獲得し、ラルフ・シューマッハも4位に入り、TF105のパフォーマンスの高さを見せつけたパナソニック・トヨタ・レーシング。しかし、今年のレースでは前日の予選同様、苦しい戦いを強いられた。
前日の予選で、トゥルーリが14番手、チームメートのR・シューマッハが17番手に終わったチームは、予選で予想していたパフォーマンスを発揮できない理由を突き止めようと、日曜日の決勝レースをデータ収集のためのテストの場として臨む決断を下した。そのため、チームはまず2台に異なるピットストップ戦略を与える。まず、予選で前にいるトゥルーリにはオーソドックスな2回ストップ作戦を授け、後方からのスタートを余儀なくされたR・シューマッハには3ストップ作戦を敷くのだった。
通常より30分遅れの午後2時30分にフォーメーションのスタートが切られた第3回バーレーンGP。例年より1カ月早い開催ということもあり気温は23℃、昨年は50℃に達していた路面温度も34℃と、昨年に比べ涼しいコンディションの中でレースはスタートした。
スタート直後の混乱にも巻き込まれず、2台のTF106は序盤はトゥルーリが14番手を、R・シューマッハも16番手を走行。その後、R・シューマッハは12周目と26周目、そして41周目と予定していた3回のピットストップをそつなくこなして14位でフィニッシュ。2回ストップ作戦を敷いていたトゥルーリも22周目と39周目にミスなくピットストップ作業を済ませ、16位でチェッカーフラッグを受けた。
残念ながら、期待していたような結果には結びつかなかったものの、2台がそろって完走し、貴重なデータを持ち帰ったパナソニック・トヨタ・レーシング。次戦マレーシアGPは2週連続での開催となるため、対策を施すにも限界があるが、シーズンは始まったばかり。4日後から始まるマレーシアGPは、昨年チームが初めて表彰台を獲得した相性のいいサーキット。バーレーンで味わった悔しさを、セパンで晴らしてほしい。
なお、レースは4番手からスタートしたフェルナンド・アロンソ(ルノー)が、2度目のピットストップでポールポジションからスタートしていたミハエル・シューマッハ(フェラーリ)を見事に逆転。今季1勝目、通算9勝目をあげている。