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Rd.18 ブラジルGP

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「We never give up!!」

2006年10月23日

「クルマの仕上がりはとても良かった。だから、スタート直後から、ボクはライコネンにアタックを仕掛けていたんだ。そしてセーフティカーが入って、しばらくしてからレースが再開。その直後だった、トラブルが起きたのは。リアサスペンションのセンターエレメントが壊れた。そう、インディアナポリスと同じトラブルだね。そりゃ、ガッカリだよ。だって戦略的にボクたちはマクラーレンをかわせるはずだったんだから。つまり今日ボクは2位、悪くとも3位で最終戦を締めくくることができたと思うからね」(写真右/10周目にピットインしてリタイアしたヤルノ)

レース後、ヤルノはわずか10周で終わった最終戦を述懐してくれた。

この言葉が嘘でなかったことは、同じブリヂストンタイヤを履くフェラーリの快走を見てもわかる。しかも今回パナソニック・トヨタ・レーシングは、フェラーリとは異なるスペックを選択。フロントタイヤに新コンストラクションを投入していた。この新コンストラクションは、中国GP前のシルバーストーン・テストでも試されたが、そのときはまだ実戦投入には不十分と判断し、日本GP後のテストでモディファイされたものを再度テストする予定になっていた。フロントタイヤのグレイニング(めくれ摩耗)を軽減する特性を持つ新コンストラクションを選択したパナソニック・トヨタ・レーシングの2人は、金曜日の低温時からグレイニングに悩まされることなく、安定したタイムを記録。タイヤのウォームアップ性に悩まされていたが、それも予選アタック中に解決し、ヤルノは3番手、ラルフも7番手を獲得した。

前戦日本GPでは、最終スティントで予期せぬグレイニングに悩まされ、表彰台を逃したヤルノ。日曜日のレースは、グレイニングに強い新コンストラクションの真価を発揮し、鈴鹿での汚名を返上する絶好のチャンスだった(写真左/レース直前のドライバーズパレードでのヤルノ)。だから、この日のヤルノの悔しさは、ブラジルGPだけでなく、日本GPの表彰台を逃した無念も引きずっていた。レース直後だというのに、珍しくサングラスをして各国のテレビ局からのインタビューに答えていたヤルノ。おそらく、涙を流していたのではないかと思う。それほどこの日のリタイアは、彼にとって悔しかったのである。

インタビューを受けているヤルノの周りにいたメカニックたちも、泣いていた。インタビューを終えたヤルノは、そのメカニックたちを抱きしめ、こう言った。

「We never give up!!」

この悔しさを来年に繋げてほしい。

次回、GP Diaryは10月27日に更新の予定です。
お楽しみに。

コメント

Old&Newさん|2006年10月24日11時57分

パナソニック・トヨタが、優勝する日、Xデーへ向かって、一歩ずつ進んでください。その日は、必ず来ます!!!
今日を笑って振り返る、その日のために、今日はある。

dodoriaさん|2006年10月24日12時39分

今シーズンは、不完全燃焼の1年でした。
もう少しというところで表彰台を何度も逃したり
全く手も足も出ないレースがあったりと
フラストレーションのたまることが多かったのですが
トゥルーリとラルフの両ドライバーや
チームの人たちの戦う姿勢を見て何度も励まされたものです。
来年こそは、飛躍の年になってほしいと思います。
すでに来季へ向けての戦いは始まっていますが
テストが始まるまでのしばらくの間
トゥルーリには、ゆっくり休んでほしいと思います。
Never give in!

よしさん|2006年10月24日13時30分

このコメントを読んで非常に感銘を受けました。ヤルノは非常に繊細なドライバーで少しの異変に
もすぐに感じとってしまう事が多いのですが、今回のブラジルGPではフリー・予選でも今年一番
の非常に気持ちが入っているコメントだったので、正直フェラーリの2台はともかくとして、おそ
らく表彰台には上がってくれると思っていました。ミハエルの予期せぬトラブルにより表彰台
には確実に届くと思い、テレビの前で応援していました。しかし、タイミングモニター上でラルフのリタ
イヤを確認した直後、映像にはヤルノのピットへ戻るシーンが映し出され非常に落胆しました。で
もヤルノ・ラルフそしてチームクルーは私たちが想像する以上に非常に悔しい結果だったと思います。
しかし、レポートにもあるようにいつもレース後のインタビューでは、サングラスをしていないヤ
ルノですが、今回のインタビューではサングラスをしていたとの事で非常に悔しい思いをし、イン
タビューに応えていたのではないかと想像しました。また、最後のヤルノの言葉「We never give
up!!」とまわりのクルーたちの涙は必ず来年につながると思い、改めて”一トヨタファン”とし
て応援する決意です。来年は必ずいまくいく事を願っています。結果は必ずついて来ると思います。

Worldly acrobatさん|2006年10月24日17時27分

今年は

出だしから滑りまくったパナソニックトヨタ。これほど滑らなければコンストラクターズでホンダ位にはいただろうに。

これだけ滑りまくったんだから来年は大丈夫だろうな。もう滑るなよ、またかは許されない。

来年のパナソニックトヨタの飛躍を期待している。

きよしさん|2006年10月25日10時46分

いい話に水を差すようで悪いんですが。

なんでパナソニックF1HP(ここ)運営側の人はみなさんトゥルーリ、トゥルーリなんですかね?
ラルフの話も聞きたいのに、Editor's TalkにもRace Reportにもほとんど登場&話題にのぼらない。
地味ですが、ポイントをこの2年多く稼いでいるのはラルフの方なんですよ・・・

是非シーズンオフ以降は、この偏りをなくしてほしいです。
(決して、トゥルーリへネガティブな思いを持っているわけではないです。)

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