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Rd.18 ブラジルGP

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ブラジルGP フリー走行

2006年10月20日

フリー走行1回目
ヤルノ・トゥルーリ 7番手 1分14秒888 8周
ラルフ・シューマッハ 11番手 1分16秒168 6周

フリー走行2回目
ヤルノ・トゥルーリ 4番手 1分13秒483 21周
ラルフ・シューマッハ 7番手 1分13秒765 22周

3月にバーレーンで始まった2006年シーズンも、いよいよ最終戦を迎え、第18戦ブラジルGPが、サンパウロ郊外のインテルラゴス・サーキットで開始した。前戦日本GPでダブル入賞を果たし、コンストラクターズポイントを5点加えたパナソニック・トヨタ・レーシング。最終戦はコンストラクターズ選手権で1点差に迫っているライバル勢を上回る活躍が期待されるグランプリとなった。

初日のインテルラゴスは前日に降った雨の影響で、路面は湿った状態でスタート。そのため、パナソニック・トヨタ・レーシングの2人は、午前中ヤルノ・トゥルーリが8周、ラルフ・シューマッハも6周に走行をとどめ、本格的なセットアップとタイヤの比較テストは午後のフリー走行2回目に持ち越された。

気温20℃、路面温度30℃という肌寒いコンディションでスタートしたフリー走行2回目。トゥルーリとR・シューマッハはセッション開始直後から、精力的に走行を重ね、タイヤの比較テストを行うと同時に、バンピーな路面に合わせたセッティングを煮詰めていった。その成果を発揮したのが、それぞれがセッション終盤に計測したベストタイムである。トゥルーリがマークした1分13秒483はレギュラードライバー陣でトップタイム(全体でも4番手)となる速さだった。チームメートのR・シューマッハもレギュラードライバー陣では4番手(全体の7番手)となるタイムを記録。2台そろって好調な滑り出しを披露している。

なお、フリー走行初日は午後の2回目に1分12秒547をマークした第3ドライバーのアレクサンダー・ブルツ(ウイリアムズ)が総合でもトップに立っている。

ブラジルGP 公式予選

2006年10月21日

フリー走行 3回目
ラルフ・シューマッハ 16番手 1分13秒642 20周
ヤルノ・トゥルーリ 20番手 1分14秒051 19周

公式予選
ヤルノ・トゥルーリ 3番手 1分11秒885 26周
ラルフ・シューマッハ 7番手 1分11秒713 27周

F1グランプリ第18戦ブラジルGPは2日目も前日同様、曇り空の下でフリー走行3回目がスタートした。

気温19℃、路面温度28℃というコンディションでスタートした午前中のセッションで、パナソニック・トヨタ・レーシングはニュータイヤを投入せずに、金曜日に装着したタイヤを使用。そのためラルフ・シューマッハが1分13秒642で16番手、ヤルノ・トゥルーリも1分14秒051の20番手に終わった。

ニュータイヤを装着して臨んだ午後の公式予選。TF106Bの速さは、第1セッションから炸裂した。まずR・シューマッハが1分11秒713をマークして3番手につけると、トゥルーリもR・シューマッハからコンマ1秒遅れの1分11秒885を記録して、6番手で第2セッションへ進出する。

第2セッションではトゥルーリが1分11秒343を叩き出して4番手にポジションアップ。R・シューマッハも7番手につけて、2台そろって最終セッションへ駒を進める。最終セッションに入っても、TF106Bのスピードは衰えることなく、トゥルーリが予選2番手のキミ・ライコネン(マクラーレン)に100分の3秒差となる1分11秒328を叩き出して、今季自己ベストとなる予選3番手を獲得。R・シューマッハは予選7番手に終わったが、予選4番手のフェルナンド・アロンソ(ルノー)とのタイム差は、わずかコンマ1秒。日曜日のレースは、トゥルーリとともに表彰台が狙えるポジションからスタートする。

なお予選は、フェリペ・マッサ(フェラーリ)が日本GPに続いて2戦連続今季3回目、通算3回目のポールポジションを獲得。タイムは1分10秒680だった。

ブラジルGP 決勝

2006年10月22日

決勝
ヤルノ・トゥルーリ 10周リタイア
ラルフ・シューマッハ 9周リタイア

F1グランプリ第18戦ブラジルGPは日曜日を迎え、いよいよ今シーズン最後のレースが行われた。

前日の予選でヤルノ・トゥルーリが3番手を獲得し、チームメートのラルフ・シューマッハも7番手からのスタートとなったパナソニック・トヨタ・レーシングの最終戦。コンストラクターズ選手権5位の座と、今シーズン2度目の表彰台獲得を目指して、ブラジルGP決勝レースは、午後2時にスタートが切られた。

気温25℃、路面温度42℃というコンディションで開始された決勝レース。スタート直後の混乱をうまくくぐり抜け、トゥルーリはグリッドポジションの3番手をキープ。R・シューマッハは1つポジションを落として8番手で1周目のコントロールラインを通過していった。しかし、直後にウイリアムズのニコ・ロズベルグがコースアウトし、クラッシュ。コース上にクルマと破片が飛び散ったため、セーフティカーが出動され、各車隊列を組んだ状態で4周走行。レースは7周目に再開される。

再スタート直後にポジションを1つ下げて9番手となったR・シューマッハは、その後リアサスペンションのセンターエレメントに不具合が発生。クルマをコントロールすることが難しくなったR・シューマッハは、ここで緊急ピットイン。ガレージにクルマを収めたが、レース中の修復は不能と判断し、リタイアとなった。

R・シューマッハがクルマをガレージに入れたちょうどそのとき、今度は3番手を走行していたチームメートのトゥルーリにトラブルが発生する。原因はR・シューマッハと同じ、リアサスペンショントラブルだった。R・シューマッハがリタイアした1周後の10周目に、同じようにガレージにクルマを収めたトゥルーリ。この瞬間、トゥルーリの今季初表彰台も、パナソニック・トヨタ・レーシングのコンストラクターズ選手権5位浮上の夢も潰えてしまった。

しかし、シーズン終盤に向けてクルマは確実に進化しており、来シーズンへ向けての手応えをつかんで、2006年シーズンを締めくくった。

なお、レースはポールポジションからスタートしたフェリペ・マッサ(フェラーリ)が、今季2勝目を飾った。また、フェルナンド・アロンソ(ルノー)は2位でフィニッシュし、ドライバーズタイトルとコンストラクターズ選手権の2つのタイトルをチームに持ち帰った。また、このレースで引退するミハエル・シューマッハ(フェラーリ)は4位で最後のレースを終えている。