オーストラリアGP フリー走行
2007年3月16日
フリー走行1回目
ラルフ・シューマッハ 20番手 1分39秒550 9周
ヤルノ・トゥルーリ 22番手 1分44秒130 11周
フリー走行2回目
ヤルノ・トゥルーリ 12番手 1分28秒921 33周
ラルフ・シューマッハ 16番手 1分29秒574 26周

パナソニック・トヨタ・レーシングにとって6年目のシーズンとなる2007年のF1世界選手権が開幕した。今年は2年ぶりにオーストラリア・メルボルンに開幕戦の舞台が戻り、アルバートパーク・サーキットでシーズンの幕が切って落とされた。
今年からレギュレーションが変更され、金曜日のフリー走行は例年より1時間早い午前10時にスタート。さらに1回のセッションも60分間から90分間へと30分間延長された。また、2グランプリ1エンジンルールは昨年同様だが、金曜日のみそれが適用外となり、初日のフリー走行はエンジンを自由に使用できる。そのため、各チームとも金曜日から積極的に走行することが予想された。
しかし、初日のメルボルンは早朝に激しい雨に見舞われ、フリー走行1回目はウエットコンディションの中スタートした。そのためパナソニック・トヨタ・レーシングはラルフ・シューマッハが9周、ヤルノ・トゥルーリも11周にとどまった。
気温21℃、路面温度27℃と、涼しいコンディションでスタートしたフリー走行2回目。時折、雨がパラつくあいにくの天候ながら路面を濡らすほどではなかったため、トゥルーリはドライタイヤで確実にタイムアップ。12番手で初日を終了。一方、なかなかセッティングが決まらなかったR・シューマッハは、最後のアタックでスローパンクチャーに見舞われるという不運もあり、16番手に終わった。
なお、フリー走行初日は午後の2回目に1分27秒353をマークしたフェリペ・マッサ(フェラーリ)が総合でもトップに立っている。
オーストラリアGP 公式予選
2007年3月17日
フリー走行 3回目
ラルフ・シューマッハ 13番手 1分27秒887 13周
ヤルノ・トゥルーリ 14番手 1分27秒897 16周
公式予選
ヤルノ・トゥルーリ 8番手 1分28秒404 23周
ラルフ・シューマッハ 9番手 1分28秒692 22周

F1グランプリ第1戦オーストラリアGPは、2日目を迎え、フリー走行と公式予選が行われた。土曜日のメルボルンは青空が広がるさわやかな天候で朝を迎えたが、フリー走行開始直前になって、にわか雨が降り、フリー走行3回目の序盤はウエットタイヤを履いての走行となった。
パナソニック・トヨタ・レーシングの2人は、セッション序盤はウエットタイヤでクルマの確認作業を行う。そして路面が乾き出した中盤からドライタイヤを履いて、予選とレースに向けてのセットアップを行い、ラルフ・シューマッハが13番手、ヤルノ・トゥルーリは14番手で午前中のセッションを切り上げた。
今年最初の予選。基本的には昨年同様の「ノックアウト」システムだが、今年は2種類のタイヤを予選で使用できるため、各チームさまざまな作戦を立てて、午後2時からの公式予選に臨んだ。そんな中、パナソニック・トヨタ・レーシングはトゥルーリが9番手、R・シューマッハも11番手で第1ピリオドを通過。
第2ピリオドでもトゥルーリが8番手、R・シューマッハ9番手とトップ10内に入ったパナソニック・トヨタ・レーシングは、2人そろって最終ピリオドへ進出。その最終ピリオドでも、ミスのない走りを披露し、今年最初の予選をトゥルーリ8番手、R・シューマッハ9番手で終えた。
なお、予選はキミ・ライコネン(フェラーリ)が通算12回目のポールポジションを獲得。タイムは1分26秒072だった。
オーストラリアGP 決勝
2007年3月18日
決勝
ラルフ・シューマッハ 8位
ヤルノ・トゥルーリ 9位

2007年の開幕戦オーストラリアGPは日曜日を迎え、メルボルン郊外にあるアルバートパーク・サーキットで決勝レースが行われた。日曜日のメルボルンは、朝から青空が広がる絶好のレース日和となり、気温21℃、路面温度33℃というコンディションで、午後2時にスタートが切られた。
前日の予選で、ヤルノ・トゥルーリが8番手、チームメートのラルフ・シューマッハも9番手と2台そろってトップ10内からのスタートとなったパナソニック・トヨタ・レーシング。フォーメーションラップのスタート時にトゥルーリのエキゾーストパイプから白煙が上がったものの、これは余分なオイルが燃えただけでトラブルではなく、2台そろって開幕戦を無事スタートした。
走行ラインであるアウト側からスタートしたR・シューマッハは、ポジションをキープして1コーナーに進入していったが、走行ラインではないイン側からのスタートとなったトゥルーリはスタートダッシュがきかず、1コーナーで2つポジションを落としてしまう。しかし、トゥルーリはオープニングラップ中に1つポジションを挽回。1周目のコントロールラインをR・シューマッハに続いて9番手で通過していった。
レギュレーションで2種類のタイヤを、レース中に装着しなければならなくなったため、これまでよりも戦略が複雑になった今年のF1。パナソニック・トヨタ・レーシングの2台は今回持ち込まれている2種類のうち、硬めのミディアムタイヤでスタートした。24周目と25周目にそれぞれ1回目のピットストップを終えた2人のトヨタドライバー。コースに復帰したとき、R・シューマッハがポジションを上げたのに対して、1周遅く入ったトゥルーリはわずかの差でライバル勢に先を越され、3つポジションを落としてしまう。
1回目のピットストップ時にも、2人のドライバーにミディアムタイヤを装着させていたパナソニック・トヨタ・レーシングは、2回目のピットストップで規定通り2つめの種類となるソフトタイヤを装着。R・シューマッハがポイント圏内となる8番手を堅持し、トゥルーリも失ったポジションを挽回する粘り強い走りを披露して、チームメートに続いて9位でフィニッシュ。2台そろってトップ10で完走を果たした。
なお、レースはポールポジションからスタートしたキミ・ライコネン(フェラーリ)が、ポール・トゥ・フィニッシュで開幕戦初勝利、通算10勝目をあげている。