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Rd.02 マレーシアGP

  • Diary by 尾張正博
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マレーシアGP フリー走行

2007年4月6日

フリー走行1回目
ヤルノ・トゥルーリ 7番手 1分36秒597 25周
ラルフ・シューマッハ 9番手 1分37秒052 22周

フリー走行2回目
ラルフ・シューマッハ 8番手 1分36秒760 28周
ヤルノ・トゥルーリ 16番手 1分37秒712 34周

F1グランプリ第2戦は開幕戦のオーストラリアから北上し、マレーシア・クアラルンプール郊外のセパン・インターナショナル・サーキットで4月6日にスタートした。赤道直下のマレーシア。初日のセパン・サーキットは、最高気温が35℃、路面温度も50℃に達する灼熱の暑さとなり、各ドライバーたちを苦しめた。

気温30℃、路面温度37℃で始まった午前10時からのフリー走行1回目。トラブルなく、順調に周回を重ねた2台のパナソニック・トヨタ・レーシングは、ヤルノ・トゥルーリが7番手、ラルフ・シューマッハも9番手と、2人そろってトップ10内に入る無難なスタートを見せた。

ところが気温が35℃に達し、路面温度も40℃を超える酷暑となった午後2時からのフリー走行2回目になると、突然グリップ不足に悩まされ始める。そのため、2人はピットインのたびにセットアップを変更し、変化する路面への対応を図った。しかし、どのようにセットアップを変更しても、一長一短を抱え、結局満足なセッティングを見つめられずに90分間のセッションを終了することとなった。

それでも、フリー走行2回目でもR・シューマッハはトップ10内をキープする走りを披露して8番手で初日を終了。トゥルーリもトラブルフリーで34周を走り込み、2日目以降に向けて、貴重なデータを収集して、マレーシアGP初日を終えた。

なお、フリー走行初日は午前のフリー走行1回目で1分34秒972をマークしたフェリペ・マッサ(フェラーリ)が、午後もトップに立ち、総合でもトップに立っている。

マレーシアGP 公式予選

2007年4月7日

フリー走行 3回目
ラルフ・シューマッハ 9番手 1分36秒245 20周
ヤルノ・トゥルーリ 20番手 1分37秒473 16周

公式予選
ヤルノ・トゥルーリ 8番手 1分36秒902 23周
ラルフ・シューマッハ 9番手 1分37秒078 22周

2日目を迎えたF1第2戦マレーシアGPは、予選に向けての最後のフリー走行と、公式予選が予定通り行われた。土曜日のセパン・インターナショナル・サーキットは、気温は前日と同様、蒸し暑かったが、上空にはところどころ雲が立ちこめ、路面温度は前日よりもやや低めとなった。

路面温度が急激に上がった前日の午後フリー走行で、突然グリップ不足に悩まされた2台のパナソニック・トヨタ・レーシングは、路面温度が直前に行われたセパン合同テストと似たようなコンディションになったことにも助けられて、ラルフ・シューマッハは9番手、ヤルノ・トゥルーリはセッション終盤に電気系トラブルに見舞われて20番手に終わったが、16周を走行して予選に向けてのセッティングに手応えをつかんで、午前中のセッションを終えた。

気温34℃、路面温度49℃でスタートした予選第1ピリオド。ともに1分35秒台を記録して、危なげなく第2ピリオド進出を決めたR・シューマッハとトゥルーリは、この第2ピリオドでも自己ベストを更新して、トップ10に入る快走を見せるのである。トップ10のドライバーで争われる最終ピリオドは、2人とも1回のみのアタックとなったため上位進出はならなかったが、トゥルーリが8番手、R・シューマッハも9番手に続いて、オーストラリアGPに続き2戦連続で、ポイント獲得が狙えるトップ10内からのスタートを2台そろって決めた。

なお、予選はフェリペ・マッサ(フェラーリ)が今季初、昨年の最終戦ブラジルGP以来、通算4回目となるポールポジションを獲得。タイムは1分35秒043だった。

マレーシアGP 決勝

2007年4月8日

決勝
ヤルノ・トゥルーリ 7位
ラルフ・シューマッハ 15位

マレーシア、バーレーンと2週連続で開催されるアジア・ラウンドの緒戦マレーシアGPは日曜日、11万5000人の観客を集めて決勝レースが行われた。

土曜日の夜に雨に見舞われたセパン・インターナショナル・サーキットだが、レースデーの日曜日は朝から好天となり、気温36℃、路面温度53℃というコンディションで通常のグランプリより1時間遅い午後3時にフォーメーションラップのスタートが切られた。

前日の予選で、2台そろってトップ10内となる8番手と9番手のスターティンググリッドを獲得していたパナソニック・トヨタ・レーシング。2台そろってポイント獲得に向けて、スタートでは少しでも順位を上げたいところだったが、ヤルノ・トゥルーリもラルフ・シューマッハも出足が鈍く、1コーナーまでに後続からやってきた集団に飲み込まれてしまう。なんとか9番手で2コーナーを脱出したトゥルーリだったが、R・シューマッハは1コーナーから2コーナーにかけてのポジション争いで、さらにポジションを落として13番手で1周目のコントロールラインを通過する。

その後トゥルーリはジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)を追走し、18周目に入賞圏内である8番手で1回目のピットストップを行う。ミスのない作業でハードタイヤからミディアムタイヤに履き替えたトゥルーリは、13番手でコースに復帰。その後、全車が1回目のピットストップを行った後の27周目には再び8番手を取り戻した。

第2スティントでもフィジケラとトゥルーリのテール・トゥ・ノーズの戦いは続くが、抜くまでには至らず、トゥルーリは38周目に2回目のピットストップを迎える。これでトゥルーリは一時10番手にポジションを下げるが、ミスのない走りが実って5周後にライバル勢が2回目のピットストップを済ませると、7番手までポジションアップ。18台が完走する波乱の少ないレースでスタートポジションより1つ上の7位でフィニッシュし、チームに2戦連続のポイントを持ち帰った。

一方チームメートのR・シューマッハは、1回目のピットストップ後に右フロントタイヤがスローパンクチャーに見舞われ、予定外のピットストップを強いられる苦しいレース展開が響いて15位で完走するのが精一杯だった。

なお、レースはフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が今季初勝利、通算16勝目をあげている。