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Rd.04 スペインGP

  • Diary by 尾張正博
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信頼

2007年5月12日

5月11日、金曜日。午後2時からスタートしたフリー走行2回目の終盤、ロングラン走行をしながらタイヤの比較を行っていたラルフがピットインしてきた。セッションはまだ残っていたが、カーナンバー11はこの後ずっとガレージにとどまり、ラルフの走行はここでストップした。周回数は28周。チームメートのヤルノが42周したのだから、明らかに少ない周回数だった。

フリー走行後の取材で、その点を尋ねられた新居章年テクニカルコーディネーション担当ディレクターは、厳しい表彰でこう説明した。

「原因がなんだったのかは、すでに調査して解明できています。しかし、それがなんだったのかは、恥かしくてお答えすることができません」

ラルフのクルマにトラブルが発生したパナソニック・トヨタ・レーシングは、走行中のヤルノのクルマもピットインさせ、ラルフにトラブルが出た箇所を確認するという作業を行った。その場所は、リアサスペンションのサードダンパー。パナソニック・トヨタ・レーシングのファンの方なら、御存知のことと思うが、トヨタは昨年のアメリカGPとブラジルGPで2度、このサードダンパーのトラブルに見舞われている。しかも、最終戦ブラジルGPのトラブルの原因は、人為的なミスによるものだったから、悔いの残るシーズン最終戦だった。

今回のトラブルも、人為的なミスが原因だった。TMGでスペインGP用に車体を組み上げる際に、正しくない方法でサードダンパーが取り付けられていたことが原因だと見られている。サードダンパーは車高を調整する重要なパーツだけに、新居DTCの表情が険しかったのも当然といえば当然かもしれない。しかし、このトラブルがグランプリ初日に出たことは、不幸中の幸いでもある。アメリカGPでは予選の第1ピリオドでヤルノに発生。そのため、ヤルノはピットレーンからのスタートを強いられた。さらにブラジルGPではレース序盤に発生し、2台そろってリタイア。今回のトラブルは金曜日だった。

しかし、もうこれ以上のミスが許されないのも、事実。しっかりと戦って、自らの手で信頼を勝ち取ってほしい。

次回、GP Diaryは5月13日に更新の予定です。
お楽しみに。

コメント

Worldly Acrobatさん|2007年5月12日23時25分

ヤルノ・トゥルーリは今回はいい位置を占めた。BMW追撃を現実のものとする位置につけることが出来た。決勝も5位以内を目指してがんばって欲しい。ラルフ・シューマッハは緊張の糸が切れたか。いろいろあるようだが、力はあるのだから最後までがんばれ。

DNFさん|2007年5月13日1時11分

ラルフはどーした!
ヤルノは何とか乗りこなしてるぞ!
チームもラルフの足引っ張ってないで最善を尽くさないと!

fuji-F1さん|2007年5月13日9時27分

う~n!人為ミスですか?
同じミスを犯すのは、現場の人の意識の低さなのか?
どういうシステムでマシンを組み上げているのか知らないが、
レースが好きなだけで趣味的に取り組んでいる人間がいたら?
そんなことは無いと思うが、全員の意識を高揚させて、優勝を目指してほしい。
以前、ジャッキをつけたままヤルノが走り出していたが、その辺にも同じことが、見て取れる気がする。
ラルフの最近の結果が悪いのは、マシンのせいばかりで無いと思うが
しっかり整備されたマシンを、提供して欲しいですね。
言い訳の出来ないくらいのを。

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