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Rd.04 スペインGP

  • Diary by 尾張正博
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スペインGP フリー走行

2007年5月11日

フリー走行1回目
ヤルノ・トゥルーリ 7番手 1分22秒740 28周
ラルフ・シューマッハ 8番手 1分22秒843 23周

フリー走行2回目
ラルフ・シューマッハ 17番手 1分23秒219 28周
ヤルノ・トゥルーリ 18番手 1分23秒307 42周

アジア・オセアニア・ラウンドを終えたF1グランプリは、戦いの舞台をヨーロッパに移し、第4戦スペインGPがバルセロナ近郊のカタロニア・サーキットでスタートした。直前合同テストで、大きくエアロダイナミクスを変更したパナソニック・トヨタ・レーシングは、午前中のフリー走行1回目でヤルノ・トゥルーリが1分22秒740で7番手、ラルフ・シューマッハも1分22秒843の8番手と、順調な滑り出しを見せた。

気温25℃、路面温度38℃と、午前中よりさらに暑いコンディションで開始されたフリー走行2回目。順調にタイヤの比較を行っていたパナソニック・トヨタ・レーシングの2人だったが、セッション中盤にR・シューマッハのクルマにメカニカルトラブルが発生。そのため、R・シューマッハの走行はセッション途中で中断となり、28周でフリー走行2回目を終えることとなった。

また、チームメートのトゥルーリもこの影響を受けることとなった。チームは原因究明のため、R・シューマッハのクルマだけでなく、トゥルーリのクルマもガレージに戻し、部品を調査。ただし、トゥルーリのクルマには問題はなかったため、トゥルーリはその後フリー走行を続行。午前中28周、午後42周、トータル70周を走行して、初日のプログラムをほぼ予定通り消化し、初日を終えている。

なお、フリー走行初日は午後の2回目に1分21秒397をマークしたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)がトップで、初日を終えている。

スペインGP 公式予選

2007年5月12日

フリー走行3回目
ヤルノ・トゥルーリ 12番手 1分22秒174 25周
ラルフ・シューマッハ 16番手 1分22秒570 21周

公式予選
ヤルノ・トゥルーリ 6番手 1分22秒324 25周
ラルフ・シューマッハ 17番手 予選第3ピリオド走行せず 7周

F1グランプリ第4戦スペインGPは2日目も前日同様、晴天の下でフリー走行と予選が行われた。前日の金曜日に、6万7000人の観客を集めたカタロニア・サーキット。2日目はその数をさらに伸ばして、土曜日としては過去最高の11万9000人が詰めかけ、まるで決勝日のような盛り上がりを見せていた。

そんな中、パナソニック・トヨタ・レーシングの2人は、予選に向けて順調にセットアップを進め、午前中のフリー走行3回目でヤルノ・トゥルーリは全体でもっとも多くの周回となる25周を走行。前日のフリー走行でトラブルに見舞われたチームメートのラルフ・シューマッハも、この日はトラブルフリーで21周を周回。予定していたプログラムを消化して、午後の予選に臨むこととなった。

気温28℃、路面温度39℃の中、スタートした公式予選。第1ピリオドの1回目のアタックで、セットアップの確認を兼ねた走行を終えた2人のドライバーは、コースコンディションが良好となった残り数分となったところで、そろってニュータイヤを履いてコースイン。トゥルーリが13番手で第2ピリオドへ進出する一方で、R・シューマッハはクリアラップがうまく取れずに17番手に終わり、第1ピリオドで姿を消すこととなった。

第2ピリオドでも8番手のタイムを記録したトゥルーリは、最終ピリオドではさらにポジションを2つ上げて、6番手を獲得。今季予選最高位から3戦連続入賞を狙う。

なお、予選は最終ピリオドで1分21秒421をマークしたフェリペ・マッサ(フェラーリ)が第2戦マレーシアGPから3戦連続、今季3回目、通算6回目のポールポジションを獲得した。

スペインGP 決勝

2007年5月13日

決勝
ラルフ・シューマッハ 44周リタイア
ヤルノ・トゥルーリ 8周リタイア

3日目を迎えたスペインGPは、前日までと同様、青空が広がる絶好のレース日和に恵まれた。スペインGPの舞台であるカタロニア・サーキットは、バルセロナの中心から約20km北東に位置するモンメローに90年代に建設された近代的なコース。高速から低速まで、さまざまなタイプのコーナーが組み合わされ、クルマの総合力が問われ、ウインターシーズンから各チームが、積極的にテストを積んできた場所でもある。

昨年、13万人の観衆を日曜日に集め、スペインGPの一日の観客動員数を更新したが、今年はその記録を9200人上回り、14万700人の観客を集めて、気温28℃、路面温度38℃というコンディション中、午後2時に決勝レースのフォーメーションラップがスタートした。

パナソニック・トヨタ・レーシングの2台も、ヤルノ・トゥルーリが6番手、ラルフ・シューマッハは17番手でフォーメーションラップに参加。それぞれのスターティングポジションに着いて、レースのスタートを待った。ところが、いよいよスタートという段階になって、トゥルーリのエンジンがストール。スタートはやり直され、トゥルーリはピットレーンへ運ばれていった。

トゥルーリを除く21台で、仕切り直しとなった2度目のスタート。17番手からスタートしたR・シューマッハはきれいにスタートを決め、ポジションをキープしながら1コーナーを通過していった。ところが、10コーナーで他車の追突に遭い、1周目に緊急ピットインを強いられてしまう。

一方、ピットレーンからのスタートとなったトゥルーリは、7周目に17番手までポジションをアップさせるが、燃圧が落ちるというトラブルに再度見舞われてしまい、緊急ピットイン。ガレージにクルマを入れて、トゥルーリはリタイアとなった。これでR・シューマッハ1台だけとなったパナソニック・トヨタ・レーシング。スタート直後のピットインで最後尾に後退したR・シューマッハは、その後12番手まで順位を回復させる粘り強い走りを披露する。しかし、レース終盤に車体前方から振動が発生するというトラブルに見舞われ、レース続行を断念。スペインGPは今季初めて2台そろってリタイアするという、無念のレースとなった。

なお、レースはポールポジションからスタートしたフェリペ・マッサ(フェラーリ)が第3戦バーレーンGPに続いて2連勝、通算4勝目を挙げている。