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フランスGP フリー走行
2007年6月29日
フリー走行1回目
ヤルノ・トゥルーリ 10番手 1分16秒603 26周
ラルフ・シューマッハ 17番手 1分17秒168 26周
フリー走行2回目
ラルフ・シューマッハ 10番手 1分16秒184 41周
ヤルノ・トゥルーリ 14番手 1分16秒285 46周

北米ラウンドを終えた07年のF1は再び戦いの舞台をヨーロッパに戻し、第8戦フランスGPを迎えた。フランスGPの舞台となるフランス中部のマニ-クールは、路面温度が毎年50℃以上に達する照り返しの強いグランプリとなることで有名だ。しかし、今年は珍しく低温の中でスタート。初日は気温17℃、路面温度22℃というコンディションの中、フリー走行1回目が開始された。
直前のイギリス・シルバーストーンで行われた合同テストで、新しい空力パッケージを投入し、有意義な走行を行ったパナソニック・トヨタ・レーシングは、このフランスGPにも同様の空力パッケージを持ち込み、ヨーロッパラウンド緒戦に臨んだ。予想よりも気温は低かったが、ドライコンディションでスタートしたフリー走行1回目は、ヤルノ・トゥルーリが10番手、ラルフ・シューマッハは17番手で走行を終えた。
このフリー走行1回目ではセッション終了間際に、トゥルーリのクルマにハイドロリック系のトラブルが発生。しかし、それも終了間際のピットイン時だったので、予定していたプログラムはすべて消化し、午後のフリー走行に臨むこととなった。午後のフリー走行2回目でも、2台のTF107はトラブルフリーでR・シューマッハが41周を走行して10番手、トゥルーリは46周を走行して14番手で初日を終えた。
なお、フリー走行初日は午前中の1回目に1分15秒382をマークしたキミ・ライコネン(フェラーリ)が総合でもトップに立っている。
フランスGP 公式予選
2007年6月30日
フリー走行3回目
ヤルノ・トゥルーリ 9番手 1分15秒801 19周
ラルフ・シューマッハ 14番手 1分15秒944 22周
公式予選
ヤルノ・トゥルーリ 8番手 1分16秒118 23周
ラルフ・シューマッハ 11番手 予選第3ピリオド走行せず 12周

フランスGPは2日目に入り、決勝レースのスターティンググリッドを決定する公式予選が行われた。土曜日のマニ-クールは朝から青空が広がり、前日よりも暖かい一日となった。
気温20℃、路面温度28℃というコンディションで、午前11時にスタートしたフリー走行3回目。前日のフリー走行でアンダーステアに悩まされたヤルノ・トゥルーリは、予選とレースに向けたセットアップに時間を要したものの、最終的に9番手で午前中のセッションを終了。チームメートのラルフ・シューマッハは、順位こそ14番手に終わったが、トップ10に入った前日のフリー走行のセットアップをベースにセッティングは順調に進み、22周を走行した。
気温22℃、路面温度23℃でスタートした公式予選。パナソニック・トヨタ・レーシングの2台は、第1ピリオドでR・シューマッハが1分15秒760をマーク。トゥルーリも1分16秒118を記録して、それぞれ7番手と16番手で第2ピリオドに進出した。
第2ピリオドは6番手から15番手までが1秒以内にひしめく大混戦となる。そんな中、2台はともに1分15秒台を連発。しかしトゥルーリは10番手に入ったものの、R・シューマッハは100分の16秒差でトップ10に及ばず、最終ピリオド進出を逃す。
これでトゥルーリ1台だけとなったパナソニック・トヨタ・レーシングだが、トゥルーリはミスのない走りで前戦アメリカGPに続いて8番手を獲得。連続入賞をかけて4列目からスタートする。
なお、予選はフェリペ・マッサ(フェラーリ)が、1分15秒034をマークして、今季4回目、通算7回目のポールポジションを獲得している。
フランスGP 決勝
2007年7月1日
決勝
ラルフ・シューマッハ 10位
ヤルノ・トゥルーリ 1周リタイア

ヨーロッパラウンド後半戦の開幕となった第8戦フランスGPは3日目に入り、いよいよ決勝レースが行われた。日曜日のマニ-クールは、天気予報どおり、朝から雨雲が垂れ込めるスッキリとしない天候で朝が明けた。さらにレース開始3時間前ににわか雨が降り、今シーズン初のウエットレースが予想された。
しかし雨はその後上がり、午後2時のフォーメーションラップのスタートまでに、路面も乾いて、56回目のフランスGPは気温25℃、路面温度31℃のドライコンディションの中で、スタートが切られた。
8番手からスタートしたパナソニック・トヨタ・レーシングのヤルノ・トゥルーリは、1コーナーから2コーナーにかけて激しくライバル勢とポジション争いを繰り広げ、バックストレートへ向かう。その直後のアデレード・ヘアピンのブレーキングで、前方のクルマが一気に急減速。行き場を失ったトゥルーリはフルブレーキングを試みるも、充分な減速ができずに前にいたヘイキ・コバライネン(ルノー)に追突してしまう。これでトゥルーリは、1周目にいきなりピットインを余儀なくされる。トゥルーリのTF107はステアリングロッドにダメージを負い、左フロント側の操舵が効かなくなっていたため、ここでレースを終了。8番手という予選で披露したスピードを日曜日のレースで発揮することなく、マニ-クールを去った。
一方、11番手からスタートしたラルフ・シューマッハも、アデレード・ヘアピンでトゥルーリの直後にいたため、事故の際、行き場を失い、左右からホンダ勢2台に先行を許してしまう。そのため、前方で事故があったものの、R・シューマッハの1周目のポジションはスタート時とかわらず、11番手のままだった。それでも、荒れたレースで粘り強い走りを展開するR・シューマッハは、ミスのない走りで1回目のピットストップで前を走るルーベンス・バリチェロを逆転。34周目にトップ10内を走行する。しかし、懸命の追い上げもそこまで。ヨーロッパラウンド緒戦のフランスGPでのポイント獲得はならなかった。
なお、3番グリッドからスタートしたキミ・ライコネン(マクラーレン)が逆転優勝。開幕戦以来となる今季2勝目、通算11勝目をあげている。