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Rd.10 ヨーロッパGP

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ヨーロッパGP フリー走行

2007年7月20日

フリー走行1回目
ラルフ・シューマッハ 7番手 1分33秒825 32周
ヤルノ・トゥルーリ 11番手 1分34秒152 34周

フリー走行2回目
ラルフ・シューマッハ 5番手 1分33秒668 18周
ヤルノ・トゥルーリ 6番手 1分33秒746 22周

フランス&イギリスのドーバー海峡ラウンドを終えたF1グランプリは、戦いの舞台を再びヨーロッパ大陸に移し、ドイツ・ニュルブルクリンクで10戦目のグランプリを迎えた。昨年までF1グランプリを2開催行ってきたドイツだが、今年はホッケンハイムリンクで行われていたドイツGPが消滅。代わってドイツで行われる唯一のグランプリとなったのが、ニュルブルクリンクでのヨーロッパGPである。

気温19℃、路面温度23℃というコンディションでスタートした1回目のフリー走行。午後から雨が降るという予想を入手していたパナソニック・トヨタ・レーシングは、午前中の90分のフリー走行ですべてのプログラムを消化できるよう前日から計画を組み立て、ラルフ・シューマッハが32周、ヤルノ・トゥルーリも34周を走行。トラブルなく、予定していたプログラムをしっかりとこなしただけでなく、R・シューマッハは7番手、トゥルーリも11番手と悪くないスタート。

予報どおり昼過ぎから落雷に見舞われたニュルブルクリンク。午後のフリー走行前に雨は上がったものの、セッションはウエットコンディションでスタートしたため、予定していたプログラムを終了していたチームは無理にコースインすることなく、路面が回復するまでガレージで2人を待機させる。路面が乾きだしてから走行を開始した2人のスピードは午後に入って、さらに加速。R・シューマッハが5番手、トゥルーリも6番手とマクラーレン、フェラーリに次ぐ速さを見せて、初日を終えている。

なお、フリー走行初日は午前のフリー走行1回目で1分32秒515をマークしてトップに立ったルイス・ハミルトン(マクラーレン)が、午後の2回目で1分33秒339のトップタイムをマークしたキミ・ライコネン(フェラーリ)を押さえて、総合トップに輝いた。

ヨーロッパGP 公式予選

2007年7月21日

フリー走行3回目
ラルフ・シューマッハ 10番手 1分32秒788 21周
ヤルノ・トゥルーリ 13番手 1分32秒936 20周

公式予選
ヤルノ・トゥルーリ 8番手 1分32秒501 22周
ラルフ・シューマッハ 9番手 1分32秒570 22周

F1グランプリ第10戦ヨーロッパGP2日目は、公式予選中に大クラッシュが発生。赤旗が出される荒れた展開となった。

気温20℃、路面温度31℃でスタートした公式予選。午前中のフリー走行3回目で10番手と13番手で練習走行を終え、手応えをつかんで午後の予選に臨んだパナソニック・トヨタ・レーシングの2人は、第1ピリオドをヤルノ・トゥルーリが10番手、ラルフ・シューマッハも11番手と余裕で通過。第2ピリオドへ進出する。第2ピリオドでもR・シューマッハは1分31秒843をマークし、9番手につけて2戦連続で最終ピリオドへ進出。一方、トゥルーリは最後のアタックでスピンを喫するものの、すでにトップ10内となる1分31秒859を1回目のアタックでマークし、10番手で最終ピリオド進出を決めた。

午後2時45分からスタートした最終ピリオド。残り時間10分を切り、各車1回目のタイムアタックに入った、午後2時54分。ルイス・ハミルトン(マクラーレン)のクルマが突然コースアウトし、タイヤバリアにクラッシュ。そのためセッションは赤旗が出され、一時中断となる。予選は33分後に残り時間5分13秒で再開され、1回だけのアタック合戦の中、トゥルーリが8番手、R・シューマッハは9番手を獲得。ポイント獲得に向けて、好ポジションからスタートする。

なお、予選はキミ・ライコネン(フェラーリ)が、開幕戦以来9戦ぶり今季2回目、通算13回目のポールポジションを獲得。タイムは1分31秒450だった。

ヨーロッパGP 決勝

2007年7月22日

決勝
ヤルノ・トゥルーリ 13位
ラルフ・シューマッハ 18周リタイア

第10戦ヨーロッパGPは、スタート直後に訪れた激しい雨により、大混乱のレースとなった。

気温19℃、路面温度30℃、ドライ路面というコンディションで、午後2時に開始された決勝レース。8番手と9番手からスタートしたパナソニック・トヨタ・レーシングの2台は、スタート直後に発生した接触事故をうまくかわして、2周目のコントロールラインへ向かう。しかし、ここで雨が降り出したため、ラルフ・シューマッハがピットイン。スタンダードウエット(浅溝)タイヤに履き替えて、コースに復帰する。翌周チームメートのヤルノ・トゥルーリがピットイン。同じくスタンダードウエットタイヤに履き替えるが、直後に雨脚が激しくなり、3周目に2台そろって再びピットイン。エクストリームウェザー(深溝)タイヤに交換。R・シューマッハが12番手、トゥルーリは14番手というところで、レースは赤旗が出される。

約22分間の中断を経て、セーフティカー先導によって、午後2時35分にレースは再開。雨はすでに上がっていたものの、路面は依然としてウエット状態の中、セーフティカーを先頭に各車が隊列を組んだままでレースが進行していった。この再スタートでR・シューマッハはスタンダードウエットタイヤを装着するが、トゥルーリは雨が再び降り始めることを予測し、エクストリームウェザータイヤでレースを再開。しかし、雨は降らずに路面が急速に回復していったため、トゥルーリはセーフティカー先導による走行中にエクストリームウェザーからスタンダードウエット、そしてその6周後の12周目にはドライへと立て続けに2度のタイヤ交換を強いられてしまう。

一方、スタンダードウエットでレースを再開していたR・シューマッハは、12周目にライバル勢同様、ドライタイヤへスイッチ。10番手でコースに復帰した後、14周目から9番手を走行。ポイント獲得を目指していたが、19周目の最終コーナーで直後を走行していたニック・ハイドフェルト(BMWザウバー)と接触。コースアウトしてリタイアに終わった。

これでトゥルーリ1台だけとなったパナソニック・トヨタ・レーシングだが、6回ものピットインで16番手までポジションを落としてしまったトゥルーリは、その後の懸命な追い上げもむなしく13位でチェッカーフラッグを受けるのが精一杯だった。

なお、レースはフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が今季3勝目、通算18勝目をあげている。