トルコGP フリー走行
2007年8月24日
フリー走行1回目
ラルフ・シューマッハ 7番手 1分29秒414 24周
ヤルノ・トゥルーリ 10番手 1分29秒685 26周
フリー走行2回目
ラルフ・シューマッハ 3番手 1分28秒773 23周
ヤルノ・トゥルーリ 4番手 1分28秒874 28周

ハンガリーGP後に約3週間の夏休みに入っていたF1グランプリは、8月24日に再開。第12戦トルコGPの幕が開けた。
トルコGPが開催されるイスタンブール・パーク・サーキットは、05年に完成した近代的なサーキット。ヘルマン・ティルケがデザインしたレイアウトは、近年に建設されたほかのサーキットとは異なり、低速から高速までさまざまなコーナーが組み合わされているだけでなく、高低差もあるチャレンジングなコース。そのため、クルマの性能差が出やすく、セッティングが難しいとも言われている。
さらに普段ほとんどレースが行われていないため、路面がホコリっぽく、午前中のフリー走行では、多くのドライバーがコースオフしたり、スピンを喫するなど、初日から難コースに手を焼いた。さらに午後のフリー走行ではセッション開始直後に、コース脇の排水溝のフタが外れるというアクシデントが発生し、28分間もセッションが中断される事態に見舞われてしまう。そのため、ほとんどのドライバーが予定していた走行プログラムを変更しながらの走行を余儀なくされた。
そんな中、2台のパナソニック・トヨタ・レーシングは、ラルフ・シューマッハが1分28秒773で3番手、ヤルノ・トゥルーリもコンマ1秒差の1分28秒874で4番手につけ、順調なスタートを切っている。
なお、フリー走行初日は午前中の1回目に1分27秒988をマークしたキミ・ライコネン(フェラーリ)が総合でもトップに立っている。
トルコGP 公式予選
2007年8月25日
フリー走行3回目
ラルフ・シューマッハ 13番手 1分28秒481 20周
ヤルノ・トゥルーリ 14番手 1分28秒520 21周
公式予選
ヤルノ・トゥルーリ 9番手 1分28秒740 24周
ラルフ・シューマッハ 18番手 予選第3ピリオド走行せず 7周

F1グランプリ第12戦トルコGPは、2日目の土曜日も30℃を超える厳しい暑さの中で各セッションが行われた。
前日のフリー走行後に、クラッシュテストを受けていた新フロントウイングと新ノーズが合格したという知らせを受けたパナソニック・トヨタ・レーシング。後半戦に向けて開発した新しいデザインのノーズとフロントウイングを2台のクルマに装着させて、フリー走行3回目をスタートさせた。実走行でパフォーマンスを確認したチームは、午後の予選と日曜日のレースに向けて、新パッケージのフロントエンドで臨むことを決定し、ラルフ・シューマッハとヤルノ・トゥルーリがそれぞれセットアップ作業を進めていった。
気温35℃、路面温度51℃でスタートした公式予選。しかし、R・シューマッハは第1ピリオドの最初のアタックからクルマがナーバスな症状を示したため、思うようなアタックができない。ニュータイヤに履き替えて臨んだ2回目のアタックでは、途中のブレーキングでリアタイヤがロックし、タイムを大幅にロス。午前中の自己ベストを更新できず、18番手に終わった。
一方、第1ピリオドは11位、第2ピリオドでも9位につけて、7戦連続で最終ピリオドに進出したトゥルーリ。しかしトゥルーリも、アタックでは終始ブレーキング時の安定性に悩まされ、期待していたようなタイムを刻むことができなかった。目標としていたトップ6を逃して、日曜日のレースは9番手からスタートする。
なお、予選はフェリペ・マッサ(フェラーリ)が今季5回目、通算8回目のポールポジションを獲得。タイムは1分27秒329だった。
トルコGP 決勝
2007年8月26日
決勝
ラルフ・シューマッハ 12位
ヤルノ・トゥルーリ 16位

ヨーロッパのサマーラウンドを締めくくる第12戦トルコGPの決勝レースが、イスタンブール・パック・サーキットで開催された。日曜日のイスタンブールは、前日までと同様、真夏の太陽がサーキット上空にきらめき、気温35℃、路面温度48℃という酷暑の中、通常より1時間遅い午後3時にスタートが切られた。
前日の予選後にエンジン交換を行うチームが出たため、予選で18番手に終わったラルフ・シューマッハは2つポジションを上げて16番手グリッドにつき、ヤルノ・トゥルーリは9番手からの発進となった。
ポジションをキープする無難なスタートを見せた2台のパナソニック・トヨタ・レーシングだったが、1コーナーでトゥルーリはジャンカルロ・フィジケラ(ルノー)の追突に遭い、スピンを喫してしまう。幸い後続のドライバーたちがトゥルーリのスピンをうまくかわしたため、トゥルーリはレースにすることができたが、いきなり最下位へと転落する。
2ストップ作戦を敷いていたトゥルーリは、1周目で1台かわして、2周目にもう1台、3周目には2台まとめてオーバーテイクするなど、果敢なレースを披露。19周目には12番手までポジションを上げて、20周目に1回目のピットストップを行う。ここで19番手に後退するも、43周目に13番手にポジションアップして翌周2回目のピットイン。終盤の49周目の1コーナーでルーベンス・バリチェロ(ホンダ)のインを華麗に差すが、追い上げもここまで。結局、16位に終わった。
一方、燃料を多く搭載して1ストップ作戦でレースに臨んだR・シューマッハは、1周目に15番手に上がり、9周目には14番手とポジションを徐々に上げていく。しかし、21周目からペースの遅い2ストップ勢に引っかかってしまい、1ストップ作戦のアドバンテージを充分生かすことができずに32周目に12番手でピットイン。
フィニッシュまで走りきれる燃料を搭載してレースに復帰したR・シューマッハだが、ここでも2ストップ勢と遜色ないペースで走行。しかし、オーバーテイクするまでには至らず、逆にペースが上がらない2ストップ勢に押さえられる形となって、1ストップ作戦を生かすことができない。そのため、前を走るそのほかの2ストップ勢をかわすことができずに12位でチェッカーフラッグを受け、ハンガリーGPに続くポイント獲得はならなかった。
なお、レースはフェリペ・マッサ(フェラーリ)がポール・トゥ・フィニッシュで今季3勝目、通算5勝目をあげている。