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Rd.13 イタリアGP

  • Diary by 尾張正博
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イタリアGP フリー走行

2007年9月7日

フリー走行1回目
ヤルノ・トゥルーリ 10番手 1分23秒965 29周
ラルフ・シューマッハ 15番手 1分24秒660 20周

フリー走行2回目
ヤルノ・トゥルーリ 11番手 1分23秒919 39周
ラルフ・シューマッハ 12番手 1分23秒922 29周

ヨーロッパラウンドを締めくくる秋の2週連続開催「イタリア~ベルギー」ラウンドの緒戦となる第13戦イタリアGPが9月7日、ミラノ郊外のモンツァで開幕した。17戦中、もっとも平均速度が高いモンツァは、ほかのサーキットとは異なる空力仕様で走るため、1週間前に合同テストが開催され、パナソニック・トヨタ・レーシングも参加。ヤルノ・トゥルーリとラルフ・シューマッハが事前にしっかりと走り込みを行い、万全の体制でイタリアGPに乗り込んできた。

気温18℃、路面温度25℃の中、午前10時に開始したフリー走行1回目。今回が地元グランプリとなるトゥルーリは開始直後から精力的な走り込みを行い、1分23秒965の10番手とまずまずのスタートを切った。これに対して、セクター2でのアンダーステアに悩まされたR・シューマッハは、縁石に乗った際の不安定な挙動にも手こずり、午前中は15番手に終わった。

気温26℃、路面温度36℃と強い陽射しの下でスタートしたフリー走行2回目。途中、コース脇にトラブルを発生させて停車するクルマが現れたため、セッションは一時、赤旗中断となるが、パナソニック・トヨタ・レーシングの2人には大きな影響はなかった。2台はともに予定していたタイヤの比較テストを順調にこなして、トゥルーリが11番手、R・シューマッハも12番手で初日を終了した。

なお、フリー走行初日は午後のフリー走行2回目に1分22秒386をマークしたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が総合でもトップに立っている。

イタリアGP 公式予選

2007年9月8日

フリー走行3回目
ヤルノ・トゥルーリ 8番手 1分23秒672 16周
ラルフ・シューマッハ 18番手 1分24秒167 13周

公式予選
ヤルノ・トゥルーリ 9番手 1分24秒555 24周
ラルフ・シューマッハ 18番手 第3ピリオド走行せず 7周

第13戦イタリアGP2日目は前日同様、青空が広がり、終日ドライコンディションの下で各セッションが行われた。

金曜日のフリー走行中に空力パーツの一部にトラブルが生じたパナソニック・トヨタ・レーシングは、2日目に向けて補強した改良パーツを装着。同じトラブルに見舞われることなく、予選に向けての練習走行を行い、地元イタリア人ドライバーのヤルノ・トゥルーリが8番手で最終調整を済ませた。一方、チームメートのラルフ・シューマッハはややセットアップに苦しみ、トゥルーリからコンマ4秒遅れの18番手で予選に臨むこととなった。

気温25℃、路面温度36℃てスタートしたイタリアGP公式予選。第1ピリオドは5番手から20番手までの16人が1秒以内にひしめく大接戦となった。そんな中、1回目のアタックを15番手で終えていたトゥルーリは、2回目に自己ベストを更新してポジションをキープ。第2ピリオド進出を決めた。R・シューマッハも大幅に自己ベストを更新する力強い走りを披露したが、17人のドライバーがアタックを行う中で、完全なクリアラップを取ることができずに、僅差で第2ピリオド進出を逃す。

第2ピリオドでもトゥルーリは2回目のアタックで自己ベストを刻む、スーパーラップを披露して、8戦連続で最終ピリオドに進出。最終的に9番手のタイムをマークして、3年連続のポイント獲得を目指す。

なお、予選はフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が今季3回目、通算17回目のポールポジションを獲得。タイムは1分21秒997だった。

イタリアGP 決勝

2007年9月9日

決勝
ヤルノ・トゥルーリ 11位
ラルフ・シューマッハ 15位

今シーズンのヨーロッパラウンド最後の2週連続開催の緒戦となったイタリアGP決勝レースが9月9日、ミラノ郊外のモンツァで開催された。

日曜日のモンツァは前日までと同様、さわやかな秋空が広がり、気温は26℃、路面温度が38℃というコンディションで決勝レースへ向けてのフォーメーションラップが午後2時に開始された。前日の公式予選で9番手を獲得していたパナソニック・トヨタ・レーシングのヤルノ・トゥルーリは、フォーメーションラップ中に本番のスタートに備えて発進の練習を行ってスターティンググリッドにつく。しかし、肝心のスタートでやや出遅れ、1コーナーまでに3つポジションを失ってしまう。

さらに2周目にデビッド・クルサード(レッドブル)がクラッシュして、セーフティカーが出動した直後に、後続のアレキサンダー・ブルツ(ウイリアムズ)がシケインをショートカットして、トゥルーリの前に出たため、トゥルーリはまたひとつ順位を落として13番手となってしまう。チームはすぐにレース審議委員会に抗議するが、セーフティカー出動中に順位を回復することができないままレースが再開される。

15周目にトゥルーリは失ったポジションを回復するが、そのときには上位陣との差が予定よりも大きく広がり、1回ストップのメリットを生かすことができないまま、30周目にピットイン。その後、差を広げられたライバル勢たちに追いつくことはできたが、追い抜くまでには至らない苦しい展開となった。

また、18番手からスタートしたラルフ・シューマッハは、スタートでポジションをキープしたものの、周囲のライバル勢も同じ1ストップ作戦だったため、2周目にポジションを1つ上げただけにとどまり、終始後方集団の中でのレースを強いられた。

それでも、全開率が高くエンジンへの負担の大きいモンツァで、2人が駆るTF107はトラブルを起こさず、2台は11位と15位でそろって完走。ヨーロッパラウンド最終戦となる次戦ベルギーGPでは、今回浮き彫りとなった予選とレーススタートでのパフォーマンスを向上させて、再び上位集団とバトルを繰り広げてほしい。

なお、レースはポールポジションからスタートしたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が優勝。第10戦ヨーロッパGP以来、今季4勝目を挙げ、タイトル争いでトップを走るチームメートのルイス・ハミルトンとの差を3点に縮めている。