disappointing
2007年9月30日
いろんな意味で期待が裏切られたレースとなった。最初に僕の期待を裏切ったのは、ヤルノだった。
予選の速さばかりがクローズアップされるが、ヤルノは99年の雨のニュルブルクリンクでは2位表彰台に上がり、荒天となった今年のヨーロッパGPでも、多くのクルマが1コーナーでコースアウトする中、ミスなくコースにクルマをとどめて完走を果たしている。
しかし、今回の日本GPは違った。セーフティカー先導でスタートした今年の日本GP。雨脚が弱まることを期待してスタートしたものの、雨は次第に激しくなっていった。スタート直後、ボクは1コーナーでレースを見ていたが、セーフティカーランのペースでも、ドライバーはみなコースにクルマをとどめるのに四苦八苦するほどコースコンディションは難しかった。
しかし、スタンダードウエット(浅溝)タイヤでレースをスタートしたフェラーリ勢の2台を除けば、セーフティカー先導下の状況でスピンしたのはヤルノだけである。理由を聞けば、「フロントタイヤに熱を入れるためにステアリングを左右に切ってウェイビングしている最中に、パドルレバーに触れてシフトダウンしてしまってスピンした」(新居章年テクニカルコーディネーション担当ディレクター)のである。あるチームスタッフも、「あれは、許されないミス」と厳しい反応だった。
難しいコンディションにもかかわらず、ハミルトン、コバライネン、フェッテルという若いドライバーがイキのいい走りを披露した日本GP。ベテランのヤルノにこそ、そんな走りを見せてほしかったのである。
次にボクの期待を裏切ったのは、天気だ。なにも雨のレースが嫌いだというわけではない。富士スペシャルの本当のポテンシャルを見ることができなかったのが残念でならない。富士スペシャルの基本は新しい空力パーツであったが、レース序盤にフロントウイングを脱落させながら、3周もの間、ポジションをキープしていたドライバーを見ていると、この日のコンディションで空力がラップタイムに占める重要性はどれだけあったのか疑問。富士スペシャルの答えは、中国GP以降におあずけとなった。
3つめは、トヨタの戦略である。セーフティカー先導によるスタートが決定したのは、スタート1時間前。なぜ、その段階で2台のうち少なくても1台を1ストップ作戦として、満タンでスタートさせなかったのか。前日の予選で最終ピリオドに進出していたフェッテルやウェバーですら、その時点でかなり多めに燃料を搭載して予選のバーンアウトランをスタートさせていた。予選後に自由に燃料搭載量を決められるトヨタが、なぜ2台とも軽めだったのか。セーフティカーが出動する可能性が高いウエットレースでは、ラップタイムペースよりも、不測の事態に備えて作戦の幅を広げられるよう燃料を多めに搭載するのが定石。少なくとも1台は満タンでスタートさせてほしかった。
期待していたから、日本GPだったから、今回はあえて言わせてもらった。
次回、GP Diaryは10月4日に更新の予定です。
お楽しみに。
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がんばれトヨタさん|2007年10月1日3時42分
予想を裏切るミスやトラブルが多々ありましたが、結果は予想通りでした。
今のトヨタの実力は、晴れても雨でもレースが荒れてもこんなものでしょう。
「全てが上手くいけば上位に行ける」という都合の良い考え方を改めない限り、
今の位置から上に行くのは偶然と幸運が重なったタナボタでしか望めません。
「優勝」という階段を登り切るには、まず一段目のステップからか順に登って
行かないと無理なのです。
早くそれに気づいて、一つずつ確実にステップを登って行って欲しいです。
渡辺社長に「2年で勝て」と言われて以降、チームを率いる日本人スタッフが
浮き足立って焦っているのが、外から見てる人間にもよく分かります。
これではTMGで働く現場の外国人スタッフも付いて来ないでしょう。
もっと冷静に、焦らず確実に問題解決に取り組むべきです。
当たり前の事が出来ないでその上を目指すなど、到底無理な話ですから。
あと、人間は必ずミスをします。
事の重大性は巡り合わせでしかなく、それを重大なミスと攻めるのは簡単であり
愚かしい行為です。
ミスを誘発する環境こそが問題なのでは?
そういう意味では今年のトヨタはミスが多すぎます。
ヤルノのミスは責められて然るべきですが、決して今回のヤルノが許されざる
重大なミスを犯した訳ではありません。
ミスはミスです、それ以上でもそれ以下でも無い。
ミスを生む環境を変えない限り、今後もトヨタにミスは起こり続けるでしょう。
まずはチームの環境から整備し直し、検証する事から始めて下さい。
それ無くしてその先のレースの結果はついて来ません。
富士観戦さん|2007年10月1日7時42分
「チケット・アンド・ライド方式」最悪でした。
おそらくバスに乗った時、翌日になった人もいるんちゃいますかね。
トヨタ、もっとしっかりしてよさん|2007年10月1日11時22分
尾張さん、もっと厳しく書いてもよいのでは。
ヤルノのミスがどうのこうのとありますが、
そんなことよりもトロロッソやレッドブル、スパイカーまでもが
この荒れたレース中で通常では期待できないような活躍を見せているのに対して、
トヨタは余計に悪くなっている。
それがとても悔しい。
何よりチームもヤルノもラルフも勝つという意思が全く感じられない。
・・・まぁ、チームには期待しても無理でしょう。
勝つという気持ちは強くても、その内容はサラリーマン集団みたいです。
今のTMGは研ぎ澄まされたレース屋集団ではないように感じます。
その意味ではホンダのほうがマシです。
そのようなチームの中で、勝つためのモチベーションを高めていく存在は、唯一
レースドライバーだと思う。
マシンの戦闘力以上の成績を勝ち取ってくるような、
又は期待させるレース内容ができるドライバーの存在。
これがチームのモチベーションを高め、勝つために必要なアプローチだと思う。
レース中の無線でマシンコンディションの愚痴ばかりこぼしているドライバーに
用はありません。カナダでのクビサの事故であんなことがあったのでレースを
リタイヤしたかったなどと言ってしまう精神力の弱いドライバーも無用です。少な
くともレースは危険を伴うものであり、グビサが無事なのはチーム無線で確認
できていたでしょうから、後はレースに勝つために全力を尽くすべきでした。
そんなことを言くらいならレーシングドライバーになること自体が間違ってい
ませんか?ヤルノさん。
ヤルノの関しては今回のようなミスよりも、レーシングドライバーの資質として
不要な気がします。
ラルフに関しては論外。来期も契約するようではもう終わりだと思います。
長生きさん|2007年10月1日12時15分
ジャパンパワーの復活を信じて、応援を続けましょう!
勝利の美酒はもう1年お預けだー(^^)/~~~
KNIGHT2000さん|2007年10月1日16時33分
チームもチーム、ヤルノもヤルノ、ラルフもラルフ・・・
もうなんか全てがだめですね。
チーム→(エンジンの話ではあったけど)富士の過去10年の天候を研究したんでしょ?なんでこんなぐだぐだレースなのよ(結果ではなく、作戦・展開)。
ヤルノ→全てのお膳立てがない中では全く精彩を欠くセンシティブ人間。予選では役立つけど肝心の決勝では・・・何故に09年末までの長期契約しちゃったのか。
ラルフ→明らかにモチベーション下がって予選の一発では見劣り。決勝だとじわじわ上がってくるけど、ウィリアムズ時代のピリピリした緊張感も周りのモチベーションを上げていくような気合・勢いももはや無し。
どうやってトヨタウェイをやっていくんでしょうか。
そんな「言葉」よりもガスコインの下、トヨタの資金力でやって行った方が絶対によかった。
トヨタに限らず日本系チームは「○○○スピリット」とか「挑戦」とか言葉ばかりでちっとも・・・
期待しているからこそ、落胆も非常に大きいです。
Panasonicさんでなくて、トヨタへこういう声を届けなくてはいけないんですけどね。
悲しい!辛い!さん|2007年10月1日22時3分
やはり、こんな結果で終わると、辛いですね。
どうも、TMGの人がトヨタ本社のお偉い人たちに本当のことを
言ってないような気がする。
日本GPの前に、TVでやたらとCMを流し、今度は
「行けるぞ」と、本当の実力をしらない人達に期待し応援するよう
あおっていた。
(これもお偉いさんが実力を知らないからCMにゴーサイン出したのでは?)
結局、TMGの人たちも何が悪くて遅いのか、判っていないと思う。
マクラーレンやフェラーリの細かな走行データがあれば、話は別だが。(スパイでもやらないと、この局面は打破出来ない?)
でも、こんなことばかり言われていると、再来年に鈴鹿に行ったら、もう富士に戻らないかも?レースも、そしてチームも。
KNIGHT2000さん|2007年10月1日22時53分
ラルフが自身のウェブサイトで今年でのトヨタ離脱を発表しましたね。
トゥルーリもそうでしたが、「資金力と継続性、そして将来性」でトヨタに来たと言っていたと思います。
ですが、蓋を開ければガスコイン時代だった移籍初年(トゥルーリはトヨタでのフルシーズン初年)のみで、それ以上伸びていくことはありませんでした・・・
上にも書いたとおり、ドライバー・チーム両方の責任だったり実力だったりだとは思いますが、非常に残念です。
MMXさん|2007年10月1日23時4分
ラルフがチームを離れるのを発表しました。
日本GPを待っていたのでしょう。
競争力があるマシンを待ち続けていたと言っていますが
その通りだと思います。
開幕してみればトップから1秒~2秒も遅いマシン
ではモチベーションを保つのも大変だったでしょう。
ラルフには気の毒としか言い様がありません。
ドライバーキャリアの墓場と化しているトヨタですが
来期別のチームでF-1を走っていることを願っています。
goodbye ラルフさん|2007年10月2日19時33分
期待を一身に背負ってトヨタに来たのに、すべて悲惨な結果に終わってしまいましたね。一人のファンとしては残念で残念で仕方ありません。ヤルノが悪くてもラルフが何とか結果を出していたのですが、それももう見ることはできなくなりました。白と赤のツートン、そして黄色のヘルメット姿。しっかりと目に焼き付けます。でもラルフのこと、トヨタから去っても応援はするんでしょうね。優しいラルフだから。これまでありがとう。そしてさよなら。残りの2戦はいい結果を!グッドラック!
magnificentさん|2007年10月2日20時45分
ラルフのトヨタ離脱を耳にした時、やはりという想いが強かったです。
それほどまでに今年のラルフとチームとの歯車は噛み合っていなかったように思います。
ラルフ離脱は残念ですが、きっと新天地でも頑張ってくれるでしょう。
そして、彼が何より望んでいる「マシン開発にできるだけ携わり、成功を収める」といったことが実現できるといいな、と思います。
Dragonさん|2007年10月3日4時14分
一番上の方のコメントと重複する部分も多いかと思われますが、あえて書か
せていただきます。
ヤルノのスピンを、ただのヒューマンエラーと切って捨て、彼一人に責任を
かぶせて終わりにするのは、一番簡単な解決策ですね。
もちろん、彼自身に責任が全くないと言うつもりはありません。
ただしこの解決策は、トヨタさんが目指すものからは、一番遠ざかる選択肢
なのではないでしょうか。
ミス(エラー)は、人間が操作するものである以上、必ず起こるものです。
ただ、このミスをどう生かすかで、その後が全く変わってくると思います。
私の見ている限り、トヨタの車は、他チームと比べて、フロントタイヤへの
熱の入り方が絶望的に悪いように見えました。
そのため、ヤルノは他のドライバーが誰一人としてやっていなかった、
「細かく、速く、急激な」ステアリング操作が必要であったのだと思います。
このステアリング操作は、一般車であれ、それなりに運転する人なら
身を持って知っているはずの(高速道路では特に)、
「雨の中で一番やってはいけない操作=急制動」ではないですか?
ヤルノだって、それくらい当たり前に知っているはずです。
でも、知っていながら、その危険な「急制動」をやらなきゃ走れなかった。
逆に、他のドライバーたちは、そこまでしなくても走れたのです。
タイヤの暖めは皆それぞれにやっていましたが、ヤルノのような危険な
ステアリング操作が必要だった車は、他チームにはありませんでした。
これは、「ただのヒューマンエラー」として片付けていいことですか?
私には「起こるべくして起こった、誘発されたエラー」のように見えました。
個人的な意見ですが、実は、エラーが起こった時というのは、逆の見方を
すれば、大いなるチャンスなのではないかと思っています。
普段は表に出てこない問題点が露出したということで、それを「もう同じ
ことが起こらないように対策する」機会を得たということなのですから。
エラーが起こった時は、「原点に立ち返って、そのエラーがなぜ起こったか、
その原因について、徹底究明する」。
たとえ時間がかかっても。
これは、遠回りのようでいて、実は成功への一番の近道だと思います。
それをしないで、ドライバー一人に責任をかぶせて終わるようでは、たとえ
ドライバーを「2度のワールドチャンピオン」にすげかえたところで、
良い結果は望めないと思います。
たらこさん|2007年10月3日10時8分
日本グランプリで起きたレースやそれにまつわる出来事で
多くの人がそれぞれの感想を持つ中で、
時には 非難するための非難 と言った発言や
自分達が愛するものを擁護したいための
誹謗中傷、責任転嫁などがみられ、とても悲しく思っています。
そんな中、こちらのサイトでは、いち早く ドライバーミス が
取り上げられたのも、正直なところ残念でなりません。
ヤルノが好きでチームを応援する私は、マシンやレースに詳しくないのですが
フリー、予選の時も温まりにくいと把握していたらしきフロントタイヤ、
解消されないまま、雨のレースを迎えてしまった結果かと残念に思っていましたが
あれは、、、今、この状況で、「まずは、ミスありき」とされなくては
ならないような ドライバーミスだったのですか?
良い記事だけ読みたいと思うわけではありませんが、時期が時期だけに
唸ってしまいました。
それはそれとして(^^;、、、、、
リタイアかと思ったラルフがピット作業の後でレースに戻ったことを
嬉しく思いながら、レースの終盤を観戦しました。
その気合で、、、、 ガンバレ上海!