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Rd.16 中国GP

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中国GP フリー走行

2007年10月5日

フリー走行1回目
ヤルノ・トゥルーリ 7番手 1分38秒208 30周
ラルフ・シューマッハ 12番手 1分38秒661 23周

フリー走行2回目
ヤルノ・トゥルーリ 5番手 1分37秒151 36周
ラルフ・シューマッハ 7番手 1分37秒524 32周

日本GPを終えたF1グランプリは、戦いの舞台をアジアラウンド第2戦の地、上海インターナショナル・サーキットに移し、第16戦中国GPが10月5日に開幕した。

初日の上海は台風が接近しているせいか、最高気温が30℃に達するほど蒸し暑く、路面温度も一時は40℃に達するかという、10月とは思えない高温多湿の中でスタートした。前戦日本GPでは悪コンディションから富士スペシャルが不発に終わり、思うような結果が得られなかったパナソニック・トヨタ・レーシング。5日後の中国GPは、富士スペシャルの真価が問われる一戦となった。

その最初のフリー走行でヤルノ・トゥルーリが7番手のタイムを刻んだトヨタ。午後のフリー走行に向けて、フロアを別のスペックに交換するなど、セッティングを大きく変更して、アグレッシブに上海インターナショナルサーキットを攻めた。

その結果、フリー走行2回目ではトゥルーリが1分37秒151を叩き出し、午前中からさらにポジションを2つ上げて5番手に上昇。チームメートのラルフ・シューマッハも、12番手に終わった午前中のフリー走行1回目から1秒以上タイムを刻んで、7番手にジャンプアップして初日のフリー走行を終えた。

なお、フリー走行初日は午後の2回目に1分36秒607をマークしたキミ・ライコネン(フェラーリ)が総合でもトップに立っている。また、フリー走行終了後、日本GPのセーフティカーランで危険行為があったのではないかという疑惑が持たれていたルイス・ハミルトン(マクラーレン)への審議が開かれた。レース審議委員会はハミルトンにペナルティを科さないことを決定するとともに、日本GP後に「中国GPの予選結果から10番手」というペナルティが科せられていたセバスチャン・フェッテル(トロ・ロッソ)のペナルティも取り下げることを決めている。

中国GP 公式予選

2007年10月6日

フリー走行3回目
ラルフ・シューマッハ 5番手 1分36秒959 18周
ヤルノ・トゥルーリ 14番手 1分37秒679 20周

公式予選
ラルフ・シューマッハ 6番手 1分38秒013 23周
ヤルノ・トゥルーリ 13番手 第3ピリオド走行せず 13周

第16戦中国GPは、2日目も蒸し暑いコンディションの中で各セッションが消化された。

気温29℃、路面温度37℃で午前11時から開始されたフリー走行3回目。前日とはセッティングを大きく変更して臨んだラルフ・シューマッハは、そのセットアップが功を奏して2日目は順調にタイムを刻み、フェラーリ勢、マクラーレン勢に次ぐ、5番手で午前中の練習走行を終了した。

対照的に、前日のフリー走行2回目で5番手のタイムを記録したヤルノ・トゥルーリは、セッティングをまったく変更せずにフリー走行3回目に臨んだにもかかわらず、土曜日になると突然グリップ感が損なわれるという症状に見舞われる。セッション中に何度もセットアップを変更したため、14番手という結果で予選に臨むこととなった。

予選に入っても、パナソニック・トヨタ・レーシングの2人の流れは変わらず、対照的なものとなった。2台そろって第1ピリオドを通過したものの、第2ピリオドに入るとトゥルーリは1分36秒959の13番手にとどまり、トップ10に残ることはできずに予選を終了した。

一方、第2ピリオドで9番手のタイムを記録して、第11戦ハンガリーGP以来の最終ピリオド進出を決めたR・シューマッハは、最終ピリオドでも1分38秒013をマークして、今季自己ベストタイの6番手を獲得。日曜日のレースでは、ハンガリーGP以来の入賞を目指して、3列目からスタートする。

なお、予選はルイス・ハミルトン(マクラーレン)が今季6回目のポールポジションを獲得。タイムは1分35秒908だった。

中国GP 決勝

2007年10月7日

決勝
ヤルノ・トゥルーリ 13位
ラルフ・シューマッハ 25周リタイア

台風15号の接近にともない、日曜日の上海インターナショナルサーキットは、朝から風と雨が舞い、時折突風が吹くあいにくのコンディション。しかし、台風の進行が比較的遅かったため、心配されていた直撃は避けられ、予定通り午後2時にフォーメーションラップのスタートが切られた。

スタート時点では雨は上がっていたが、路面はウエット状態。そのためパナソニック・トヨタ・レーシングの2台は多くのライバル勢同様、スタンダードウエット(浅溝)タイヤを装着して決勝に臨んだ。前日の予選後、12番手で終えていたセバスチャン・フェッテル(トロ・ロッソ)がほかのドライバーのアタックを妨害したという理由で、5番手降格となったため、予選13番手だったヤルノ・トゥルーリは1つ繰り上がって、12番手からスタート。チームメートのラルフ・シューマッハは、6番グリッドからスタートした。

しかし、スタート直後の2コーナーでR・シューマッハが後続のクルマに追突され、スピン。幸い、クルマに大きなダメージがなかったR・シューマッハは、再スタートを切るが、1周目でいきなり最下位に転落する。それでも、R・シューマッハはそんな不運を跳ね飛ばす鬼神の追い上げを見せ、22周目までに12番手までポジションを回復。1回目のピットストップへと向かう。しかし、ここで11番手のビタントニオ・リウッツィ(トロ・ロッソ)と接触。ピットアウトしたときには再び19番手までポジションを落としてしまう。さらに、ドライタイヤに履き替えた直後の26周目に降り出した雨に足元をすくわれスピン。リタイアに終わった。

これでトゥルーリ1台だけとなったトヨタだが、25周目にドライタイヤに履き替えたトゥルーリも、翌周から降り出した雨の影響を受けてしまう。ペースは上がらず、ピットインする前の9番手から15番手へと大きくポジションダウン。その後、雨は上がり、路面が乾いてからは順調に周回を重ねたものの、オーバーテイクするまでには至らず、結局13位に終わった。

なお、レースはキミ・ライコネン(フェラーリ)が今季5勝目、通算14勝目をあげ、タイトル争いでトップだったルイス・ハミルトン(マクラーレン)がリタイアしたため、チャンピオンシップは最終戦にもつれこむこととなった。