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マレーシアGP フリー走行
2008年3月21日
フリー走行 1回目
ヤルノ・トゥルーリ 10番手 1分37秒540 24周
ティモ・グロック 14番手 1分37秒782 27周
フリー走行 2回目
ヤルノ・トゥルーリ 6番手 1分36秒493 38周
ティモ・グロック 17番手 1分37秒512 35周

2週間連続で開催される今年のアジア・オセアニア開幕ラウンド。その第2戦となるマレーシアGPが3月21日、クアラルンプール近郊のセパン・インターナショナル・サーキットでスタートした。
初日のセパンは、前戦オーストラリアGPよりも若干低い、気温29℃という状況でフリー走行1回目がスタート。路面が再舗装されて黒々しているため、気温が20℃台にもかかわらずスタート時の路面温度は45℃に達し、ドライバーたちのを苦しめた。
前回のオーストラリアGPでは2台そろってフィニッシュできなかったパナソニック・トヨタ・レーシングは、ペナルティなしでフレッシュエンジンを搭載して、酷暑のマレーシアGPを開始。問題が起きたバッテリーも対策を施したものを準備し、ダメージが大きかったティモ・グロックのシャシーも万全を期してTカーのモノコックに交換。チーム全体が気持ちを新たにしてグランプリをスタートした。
午後には路面温度が50℃以上に達する暑さとなった初日は、エンジンやギアボックスなど、さまざまなトラブルが発生してセッションを中止するクルマが続出。そんな中、パナソニック・トヨタ・レーシングの2台はトラブルフリーで2回のセッションを走り込み、ヤルノ・トゥルーリが6番手、グロックは17番手で初日を終えた。
なお、フリー走行初日は午後のフリー走行2回目で1分35秒055をマークしたルイス・ハミルトン(マクラーレン)が、総合でもトップに立っている。
マレーシアGP 公式予選
2008年3月22日
フリー走行 3回目
ヤルノ・トゥルーリ 4番手 1分35秒389 20周
ティモ・グロック 10番手 1分35秒911 21周
公式予選
ヤルノ・トゥルーリ 5番手 1分36秒711 18周
ティモ・グロック 10番手 1分39秒656 20周

2日目のセパンは、昼過ぎから灰色の雲が空を覆うあいにくのコンディション。第2戦マレーシアGPの公式予選は雨が降る前にアタックを行おうと、第1セッションからヒートアップした。
予選に向けての最後の調整となった午前中のフリー走行3回目で、4番手と10番手をマークして手応えをつかんだパナソニック・トヨタ・レーシング。ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックは、第1セッションから実力をいかんなく発揮。グロックは11番手、トゥルーリはなんとトップタイムで難なく第2セッション進出を決める。
第1セッションからやや気温、路面温度とも下がっていく中、開始された第2セッション。ここでもトゥルーリが7番手、グロックも9番手と2人そろってトップ10入り。開幕戦に続いて2人そろって第3セッションへ進出する。
気温28℃、路面温度36℃でスタートした第3セッション。第2セッションまでにミディアム(ソフト側)のニュータイヤを使い切ってしまったグロックは10番手にとどまったが、第1セッションでトップタイムを叩き出していたトゥルーリのスピードがここでも再び爆発。マクラーレンのルイス・ハミルトンと1000分の2秒差の5番手で予選を終えるのである。
予選後、マクラーレン勢の2台が他車のアタックを妨害したとして、レース審議委員会からそれぞれ5番手降格のペナルティが出されたため、トゥルーリは2つポジションを上げて3番手からスタートすることが予定されている。
なお、予選はフェリペ・マッサ(フェラーリ)が今季初、昨年の最終戦ブラジルGP以来、通算10回目となるポールポジションを獲得。タイムは1分35秒748だった。
マレーシアGP 決勝
2008年3月23日
決勝
ヤルノ・トゥルーリ 4位
ティモ・グロック 1周リタイア

オーストラリアGPから2週連続で開催されているアジア・オセアニアラウンドの第2戦マレーシアGPは、今年がF1開催10回目。その記念大会となった日曜日のセパン・インターナショナル・サーキットで、パナソニック・トヨタ・レーシングは力強いレースを披露。ヤルノ・トゥルーリが、チームにとって06年フランスGP以来となる4位でフィニッシュした。
前日の夕方に雨に見舞われたセパン。日曜日も午後に入って雨雲が何度か近づいたものの、サーキット上空を通過することはなく、決勝レースは昨年より1万人以上多い12万6690人の観客が見守る中、午後3時にスタートした。
土曜日の予選後にマクラーレン勢2台に5番手降格のペナルティが下されたため、予選5番手だったパナソニック・トヨタ・レーシングのヤルノ・トゥルーリは、2つポジションを上げて、3番グリッドからスタート。チームメートのティモ・グロックは予選順位と変わらずに10番グリッドからレースを開始した。
スタート直後の1コーナーでのポジション争いで1つポジションを落として4番手となったトゥルーリは、続く2コーナーで5番手に後退。さらに4コーナーでもルイス・ハミルトン(マクラーレン)にオーバーテイクを許して、いきなり6番手という苦しい展開を強いられた。
そのころ、チームメートのグロックも、1周目の14コーナーでニコ・ロズベルグ(ウイリアムズ)と接触してピットイン。リアサスペンションが破損していたグロックのレースは、ここで終了。重苦しい空気に包まれる中でレースは進行していった。
しかしこの雰囲気を払いのけたのは、トゥルーリとチームスタッフだった。トゥルーリは一度はかわされたハミルトンに離されることなく安定したペースで追い続け、17周目に1回目のピットストップを行う。ここでチームは素早いピット作業でトゥルーリをコースに復帰させ、上位陣が1回目のピットストップを終えた段階で1つポジションを上げて5番手となる。
その後、2番手を走行していたフェリペ・マッサ(フェラーリ)がリタイアして4番手となったトゥルーリは、1回目のピットストップ作業で不手際があって後退していたハミルトンの猛追をかわして、4位でチェッカーフラッグ。チームに今シーズン初ポイントとなる5点を持ち帰った。
なお、レースは2番手からスタートしたキミ・ライコネン(フェラーリ)が今季初勝利、通算16勝目をあげている。