ベルギーGP フリー走行
2008年9月5日
フリー走行 1回目
ティモ・グロック 9番手 1分48秒997 25周
ヤルノ・トゥルーリ 14番手 1分49秒625 14周
フリー走行 2回目
ヤルノ・トゥルーリ 9番手 1分49秒715 23周
ティモ・グロック 14番手 1分50秒281 24周

6月に始まったヨーロッパラウンド後半戦も、いよいよベルギー&イタリアの2週連続開催を残すだけとなった。その緒戦となるベルギーGPが、伝統のスパ-フランコルシャンでスタートした。
初日のスパ-フランコルシャンはどんよりとした曇り空。セッション開始時の気温も15℃と肌寒い中で、フリー走行1回目がスタートした。スパ-フランコルシャン用に開発したコクピット前方左右に張り出したブーメランウイングのような「シャシーカナード」と、アッパーデッキフラップをモディファイした「改良型フロントウイング」を持ち込んだパナソニック・トヨタ・レーシング。午前中のフリー走行ではティモ・グロックが9番手のタイムを記録して、前戦バレンシアに引き続き、好調なスタートを切った。
しかし、チームメートのヤルノ・トゥルーリは午前中のフリー走行中に電気系のトラブルが発生。思うように周回することができず、最初のセッションを終了してしまう。
そして迎えた午後のセッションだったが、スタートしてまもなく、雨が落ち始める。さらにその雨が上がると、今度は赤旗が出たため、90分間あるはずの走行時間は、実質的には約半分の40分間という、限られたものとなってしまった。
それでも、フリー走行2回目でトゥルーリが9番手のタイムをマーク。14番手に終わったグロックとともに、2日目の予選に臨む。
なお、フリー走行初日は午前の1回目に1分47秒284をマークしたフェリペ・マッサ(フェラーリ)が、2回目トップのフェルナンド・アロンソ(ルノー)をおさえて総合トップに立っている。
ベルギーGP 公式予選
2008年9月6日
フリー走行 3回目
ヤルノ・トゥルーリ 11番手 1分49秒057 16周
ティモ・グロック 15番手 1分49秒535 18周
公式予選
ヤルノ・トゥルーリ 11番手 1分46秒949 13周
ティモ・グロック 13番手 1分46秒995 13周

曇天でスタートした第13戦ベルギーGPの2日目は、雨雲が垂れ込める中で夜が明けた。
前夜から降り出した雨が朝方まで残ったため、ウエット路面でスタートした午前11時からのフリー走行3回目。路面はその後、徐々に乾いていくという難しいコンディションとなったが、パナソニック・トヨタ・レーシングの2人はトラブルなく、ヤルノ・トゥルーリが16周、ティモ・グロックも18周を走行。2台そろって、予選トップ10入りへ向け、順調に進んでいるように思えた。
気温・路面温度とも17℃で迎えたベルギーGP公式予選。依然として上空を時折、灰色の雲が通過したものの、路面を濡らすような雨が降ることはなく、予選は第1セッションからドライコンディションでスタートした。ただし、いつ雨が降るかどうかわからないため、多くのドライバーが第1セッション開始直後からコースインし、早めにタイムアタックを行っていた。
そんな中、トヨタの2人はグロックが12番手、トゥルーリは13番手で第1セッションを通過。第2セッション1回目のアタックでも、グロックが11番手、トゥルーリは13番手とトップ圏内が見えるタイムを記録する。ところが2回目のアタックで、2人のドライバーは自己ベストを更新するタイムを刻んだものの、ライバル勢がそれを上回るタイムを叩き出したため、ポジションアップすることができずに終了。トゥルーリが11番手、グロックは13番手から決勝レースに向かう。
なお、予選はルイス・ハミルトン(マクラーレン)が、今シーズン5回目通算11回目のポールポジションを獲得。タイムは1分47秒338だった。
ベルギーGP 決勝
2008年9月7日
決勝
ティモ・グロック 9位
ヤルノ・トゥルーリ 16位

ヨーロッパ戦を締めくくる最終ラウンドは、ベルギー&イタリアの2週連続開催。その緒戦である第13戦ベルギーGP決勝が、伝統のスパ-フランコルシャン・サーキットで行われた。
アルデンヌの山間部に造られたサーキットであるスパ-フランコルシャンは、天候が変わりやすいことで有名。今年も金曜日から毎日にわか雨が訪れる典型的な「スパ・ウェザー」となったが、日曜日はレーススタート時から路面が濡れている、難しいコンディションとなった。
気温・路面温度ともに16℃という肌寒いの中で開始されたベルギーGP決勝レース。ハーフウエット路面の中を全車ドライタイヤでスタート。パナソニック・トヨタ・レーシングの2人も、ともに見事な加速を披露する。まず11番手スタートのヤルノ・トゥルーリが、1コーナーまでに6台を抜き去る今シーズン最高のダッシュを見せる。ところが1コーナーのブレーキングで、セバスチャン・ブルデー(トロ・ロッソ)の追突に遭い、ポジションを2つ落として、オー・ルージュへと向かう。
そして6番手で1周目のシケインに進入しようとするトゥルーリ。しかし、このときトゥルーリのクルマは衝突によるダメージでハンドリングに不調を抱えていたため、スピン。なんとかレースを続けることはできたものの、その後はペースを上げることができず、後方に沈んでしまう。
一方、13番手からスタートしたチームメートのグロックも、絶妙のスタートを披露。1周目に4つポジションを上げ、ポイント獲得を目指しながら力強いレースを展開した。1回ストップ作戦を敷いたグロックはその後、26周目に最初で最後のピットストップを無難にこなして、トップ10内を走行。この粘り強い走りが、終盤の逆転劇を生むのである。
残り2周となったところで突然スパ-フランコルシャンに降り出した雨。これを見てパナソニック・トヨタ・レーシングは、グロックをピットインさせ、ウエットタイヤにスイッチするのである。この機転が功を奏し、グロックはファイナルラップでマーク・ウェバー(レッドブル)を抜いて8位でフィニッシュ。ハンガリーGPから3戦連続の入賞となった。
ところが、レース後にレース審議委員会から「最後のオーバーテイクが黄旗区間中だった」と判断され、グロックのレース結果に25秒加算となるペナルティが下される。そのため、グロックの順位は9位となり、ポイント獲得はならなかった。
また、ポール・トゥ・フィニッシュを飾ったルイス・ハミルトン(マクラーレン)も、レース後に25秒加算のペナルティを受け、3位に降格。優勝はフェリペ・マッサ(フェラーリ)、2位はニック・ハイドフェルト(BMWザウバー)という結果になっている。
ベルギーGP フリー走行
2009年8月28日
フリー走行1回目
ヤルノ・トゥルーリ 1番手 1分49秒675 13周
ティモ・グロック 18番手 2分06秒331 15周