イタリアGP フリー走行
2008年9月12日
フリー走行 1回目
ティモ・グロック 4番手 1分36秒800 13周
ヤルノ・トゥルーリ 8番手 1分37秒214 13周
フリー走行 2回目
ティモ・グロック 17番手 1分25秒397 28周
ヤルノ・トゥルーリ 19番手 1分25秒753 29周

ヨーロッパラウンド最終戦はベルギーGPから2週連続での開催となったイタリアGP。舞台となるアウトドローモ・ディ・モンツァは、18戦中もっとも平均速度が高い超高速サーキット。そのため各チームとも空気抵抗を減らしたスペシャルパッケージを持ち込み、最高速を上げたセッティングで走行する。パナソニック・トヨタ・レーシングも2週間前の合同テストで試した特別空力仕様を満を持して投入。イタリアGP初日に臨んだ。
しかし、金曜日のモンツァは朝から小雨が降るあいにくの空模様。気温19℃、路面温度22℃の中、午前10時に開始したフリー走行1回目は、いきなりウエット路面でのスタートとなった。ところが、この雨はセッションが進むにつれて強くなり、終盤は雷雨に見舞われてしまう。コース上はエクストリームウエット(深溝)タイヤでも走行不可能なほどの大量の雨に見舞われ、セッションは直後に赤旗中断。雨はその後も降り続いたため、セッションはそのまま終了。パナソニック・トヨタ・レーシングの2人のドライバーは、それぞれ13周ずつしか走行できずに最初のセッションを終えることとなった。
午後になり、雨が上がって気温も24℃まで上昇したモンツァ。しかし、セッション開始直後はまだ路面のあちこちが濡れた状態だったため、序盤はスタンダードウエット(浅溝)タイヤでの走行を強いられた。中盤からようやくドライタイヤを履いての走行が可能となったが、ティモ・グロック28周、ヤルノ・トゥルーリも29周と限られた周回となり、思うようにプログラムを進めることができずに、初日を終えることとなった。
なお、フリー走行初日は午後のフリー走行2回目に1分23秒861をマークしたキミ・ライコネン(フェラーリ)が、総合でもトップに立っている。
イタリアGP 公式予選
2008年9月13日
フリー走行 3回目
ティモ・グロック 1番手 1分35秒464 16周
ヤルノ・トゥルーリ 4番手 1分36秒686 9周
公式予選
ヤルノ・トゥルーリ 7番手 1分39秒152 26周
ティモ・グロック 9番手 1分39秒787 28周

第14戦イタリアGP2日目は前日同様、雨雲が垂れ込める下で各セッションが行われた。
前日のフリー走行で思うような走り込みができず、予定していたプログラムをこなすことができなかったパナソニック・トヨタ・レーシング。2日目に入るとウエットコンディションとなった午前中のフリー走行3回目で、ティモ・グロックがトップタイムをマーク。前日までの心配を吹き飛ばす走りを披露する。チームメートのヤルノ・トゥルーリも滑りやすい路面状況の中で4番手につけるタイムを記録し、午後の予選に臨んだ。
気温19℃、路面温度18℃という肌寒いコンディションでスタートしたイタリアGP公式予選。フリー走行後に上がった雨が、予選直前に再び降り出してきたため、予選は第1セッションから20台のクルマが連続走行する大渋滞となる。そんな難しい状況でパナソニック・トヨタ・レーシングの2人は、そろってトップ10内に入るタイムを第1、第2セッションでそれぞれマーク。第11戦ハンガリーGP以来、今シーズン4度目の2台そろっての第3セッション進出を果たす。
そして降りしきる雨の中で行われた第3セッションでも、トゥルーリが7番手、グロックも9番手を獲得。2台そろってポイントが見える位置から、日曜日のレースに臨む。
なお、予選はセバスチャン・フェッテル(トロ・ロッソ)がF1初のポールポジションを史上最年少で獲得。タイムは1分37秒555だった。
イタリアGP 決勝
2008年9月14日
決勝
ティモ・グロック 11位
ヤルノ・トゥルーリ 13位

今シーズンのヨーロッパラウンド最終戦イタリアGPは、金曜日から3日間連続の雨模様。午後2時に開始が予定されていた決勝レースは、全車エクストリームウエザー(深溝)タイヤの装着が義務づけられ、気温14℃、路面温度15℃という3日間でもっとも肌寒いコンディションの中、セーフティカー先導でのスタートとなった。
そのセーフティカースタートで、予選4番手のセバスチャン・ブルデー(トロ・ロッソ)が発進できずに立ち往生。19台がセーフティカーに続き、ブルデーは1周遅れでレースに参加した。
2周でセーフティカーがピットレーンに入り、3周目に本格的なスタートが切られたイタリアGP決勝レース。グリッドからのスタンディングスタートではなく、ローリングスタートとなったことで、スタート直後の混乱はなく、全車きれいに1コーナーを通過。パナソニック・トヨタ・レーシングもヤルノ・トゥルーリは6番手のポジションをキープ。1回目のピットストップまで、ポイント獲得圏内を安定して走行する。
一方、チームメートのティモ・グロックはセーフティカーラン解除直後にフェルナンド・アロンソ(ルノー)をかわして7番手に浮上。しかし直後にアロンソにポジションを奪い返され、さらにロバート・クビカ(BMWザウバー)、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)にもオーバーテイクされてしまう。それでも、1回目のピットストップまでにアロンソとクビカを抜き返すファイトあふれるレースを展開。トゥルーリとともに、ポイント圏内で1回目のピットストップを迎える。
1ストップ作戦を敷いていたトヨタは、その直前にピットストップを済ませていたほかの上位走行者と同じエクストリームウエザーを選択。しかし、直後に雨が上がり、路面も急激に回復してきたため、タイヤ交換するために、もう一度ピットインすることとなった。
これでポジションを15番手と16番手に落としたトヨタは、その後グロックが11番手、トゥルーリも13番手までポジションを上げるものの、追い上げもそこまで。ベルギーGPに続いて、ポイントを獲得することができずにレースを終えた。
なお、レースはポールポジションからスタートしたセバスチャン・フェッテル(トロ・ロッソ)がポール・トゥ・フィニッシュ。03年にアロンソが樹立した史上最年少優勝記録を更新し、21歳74日目でのうれしい初優勝を果たしている。