トルコGP フリー走行
2009年6月5日
フリー走行 1回目
ヤルノ・トゥルーリ 3番手 1分29秒271 26周
ティモ・グロック 13番手 1分29秒934 26周
フリー走行 2回目
ヤルノ・トゥルーリ 6番手 1分29秒207 41周
ティモ・グロック 14番手 1分29秒518 40周

不本意な成績に終わったモナコGPから2週間。コース特性のまったく違う、中高速サーキットのイスタンブール・パーク・サーキットが戦いの舞台となる、トルコGP初日を迎えた。
インターバルの間に、不振の原因究明を行ったパナソニック・トヨタ・レーシング。トルコには翼端板が下方に伸びたリアウイングを始め、アップデートされたパーツを持ち込み、初日のプログラムをスタートさせた。
気温23度、路面温度32度、ドライという爽やかなコンディションで迎えたフリー走行1回目。ティモ・グロックは1分29秒934の13番手となったが、ヤルノ・トゥルーリは1分29秒271で3番手につけ、まずまずの滑り出しとなった。
午後になると気温26度、路面温度に至っては44度にまで上昇。各車ともソフトタイヤでの走行を開始するが、思いのほかタイムが伸びていかない。まだ初日ということで路面がグリーンであることに加え、路面温度が上がったことでソフトタイヤではデグラデーションが大きいようだ。
パナソニック・トヨタ・レーシングの2台もタイムこそ大きな向上は見られなかったが、トゥルーリが41周、グロックも40周を大きなトラブルなく周回。新しい空力パーツに確かな手ごたえを感じながら、土曜日の公式予選に向け貴重なデータを収集し、初日の走行を終えた。
なおフリー走行初日は、2回目に1分28秒841をマークしたヘイキ・コバライネン(マクラーレン)が、総合でもトップに立っている。
トルコGP 公式予選
2009年6月6日
フリー走行 3回目
ヤルノ・トゥルーリ 2番手 1分28秒022 21周
ティモ・グロック 3番手 1分28秒094 23周
公式予選
ヤルノ・トゥルーリ 5番手 1分28秒666 24周
ティモ・グロック 13番手 1分27秒795 18周

グランプリ2日目を迎えたイスタンブール・パーク・サーキットは快晴に恵まれ、絶好のレース日和。予選前の最後のフリー走行は気温27度、路面温度39度というコンディションの下で行われた。
路面コンディションがなかなか良い状態にならず、ソフトタイヤでのパフォーマンスレベルが通常とは異なる状況となった金曜日。2日目を迎えイスタンブール・パーク・サーキットの路面も改善されたかと思われたが、午前中は依然として安定しない状況が続いた。
そのようなコンディションにありながら、セットアップをまとめてきたパナソニック・トヨタ・レーシングの2台。ヤルノ・トゥルーリが2番手、そしてティモ・グロックは3番手で最後のフリー走行を終える。
現地時間午後2時にスタートした公式予選。ほとんどのドライバーがハードタイヤを装着しての連続アタックを敢行。パナソニック・トヨタ・レーシングはトゥルーリが7番手、グロックが13番手でQ1を通過する。
ハードタイヤでのアタックが続いたQ1にあって、最後のアタックでキミ・ライコネンがソフトタイヤを装着したフェラーリ。Q2になるとフェリペ・マッサがいきなりソフトタイヤでのアタックを開始する。すると、そのタイムを見た各チームが、同様にソフトタイヤでのアタックを開始するのだ。
パナソニック・トヨタ・レーシングもソフトタイヤに履き替え、トゥルーリが2番手でのQ2通過に成功する。しかし一方のグロックは思うようにタイムを伸ばすことができず、13番手に終りQ2で姿を消すことになる。
レーススタート時の燃料を搭載してのタイムアタックとなったQ3では、タイヤ選択が分かれた。その結果、ハードタイヤを装着したトゥルーリは5番手。明日のレースは、ブラウンの2台、そしてレッドブルの2台に続く、3列目からスタートする。
なお、ポールポジションは1分28秒316をマークしたセバスチャン・フェッテル(レッドブル)が獲得した。
トルコGP 決勝
2009年6月7日
決勝
ヤルノ・トゥルーリ 4位
ティモ・グロック 8位

決勝日を迎えたイスタンブール・パーク・サーキットは朝から快晴となり、絶好のグランプリ日和。そして、予報どおりに気温も上昇。スタート時には気温32度、路面温度に至っては49度という酷暑の中、現地時間午後3時にフォーメーションラップがスタートした。
路面がクリーンな側である5番グリッドからのスタートとなったヤルノ・トゥルーリ。直前の3番手グリッドにいたルーベンス・バリチェロ(ブラウン)がスタートで出遅れたこともあり、1コーナーまでに3番手にジャンプアップ。幸先のよいスタートとなった。しかし、一瞬の挙動の乱れを4番手を走行していたマーク・ウェバー(レッドブル)につかれ、オープニングラップで1つポジションをダウン。第1スティントはそのまま4番手での走行を続けることになる。
一方、13番グリッドからスタートしたティモ・グロック。オープニングラップで1つポジションを落としたものの、すぐに13番手に復帰。689kgと重めのスタートで第1スティントを長めにしていたグロックは、そこから我慢強い走りで1つずつポジションを上げていく。
16周目に1回目のピットストップを行ったトゥルーリは、2周遅くピットストップを行ったニコ・ロズベルグ(ウイリアムズ)にかわされ、第2スティントでは5番手を走行することになる。しかし2回目のピットストップを先に行ったのは、ロズベルグだった。これで4番手に復帰したトゥルーリは、2度目のピットストップを終えてもポジションをキープ。そのまま4位でチェッカーを受ける。
一方30周目に最初のピットストップを行ったグロックは、6番手までポジションを回復させた47周目に2回目のピットストップ。ここでのポジションダウンを2つだけに済ませ、8番手でチェッカー。パナソニック・トヨタ・レーシングは、悪夢のようなモナコGP後、最初のレースとなる今回のトルコGPで、見事にダブル入賞を果たした。
なお優勝したのは、ブラウンのジェンソン・バトン。これでバトンは今季7戦中6勝を上げ、ポイントリーダーの座をひた走っている。